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187 omi ページ38

なんか、ドキドキする。

見慣れない浴衣姿だからなのか、妙に色気を感じるからなのか・・・。

温泉入ろうってなって、比較的空いていた大浴場に入ってきた。

温泉効果なのかいつもより艶っぽい。

ふわっと香る石鹸の匂い。

ほんのり赤い頬。

髪をアップにしているお陰で、うなじが見えている。

・・・噛みつきたい。

そんな俺の邪な思いも知らず、Aは部屋に運ばれてきた料理をぱくぱく美味しそうに食べている。


『食べないの?』

「早く食べたい。」


すーって、指先でうなじを撫でる。

顔が一気に赤くなる。


「やべー、可愛すぎる。」

『もう、料理冷めちゃうよ。』


俺の口元に運ばれてきた料理を食べる。


『美味しいでしょ。ほら、食べよ?』

「あーん。」

『自分で食べてよー。』


とか言いながらも、俺に食べさせてくれる。

その後もお互いに食べさせあいながら、料理をまず堪能した。


「ふぅ、結構食べたな。」

『どれも美味しかったね。』


自分の鞄をごそごそしている。


「どうした?」

『はい、これ。』


差し出されたのは、1冊の写真集。

まじで?!


『今日行けなかった代わりに。』

「これ、招待者限定に配られるやつで。非売品だよね。」

『中、見て。』


開いてみると、俺宛のメッセージとサインが入っていた。

嬉しすぎるっ。どうやって用意してくれたんだよ。


「すっげぇ。ありがとう!」


俺の喜ぶ顔を見て、Aも嬉しそうに笑っている。


「大切にするから。」


Aのこういうとこ、本当に好きだわ。


「さてと、そろそろ時間かな。」

『なに?』

「温泉入ろっか。」

『うん。』


Aの手を引いて、部屋の風呂場へ連れて行く。

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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - さなさん» 書きたいお話は浮かんでいるのに・・・。力不足ゆえ、ここにきて文章に悩まされております。早く、臣君を登場させたいのに^_^; (2017年4月21日 2時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» こちらこそ、コメント励みになっています!ありがとうございます(^o^) (2017年4月21日 0時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 危ない危ない直人さんとはなんでもないでいてほしい(;・∀・)主人公ちゃんすこし鈍感?でよかったです(笑)やっぱり隆二くんは笑顔でいてほしいですよね(///∇///)臣くん達どこいったんだろー(´・ω・`)? (2017年4月21日 0時) (レス) id: 086076e246 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - いつも丁寧なお返事ありがとうございます♪ 良かった☆楽しみにしてます♪♪(*≧∀≦*) (2017年4月20日 23時) (レス) id: 9651774a8c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» お気遣いありがとうございます。今ですね、書くのがちょっと楽しくて。無理のない範囲で、更新させていきますね。いつもありがとうございますm(__)m (2017年4月20日 23時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年3月15日 23時

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