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『失礼します。』

「おはよ〜。」


メンバーが挨拶をしてくれる。

チラッと室内を確認。広臣が、居ない?


『おはようございます。資料お持ちしました。』


共通の資料と、各個人用の資料を説明しながら配っていく。

剛典と隆二と健ちゃんが、私を見てひそひそ話している。


『何ですか?』

岩「なんにもないよー。」

そう言いながらも、再び私を見てひそひそ話している。


『だから、何ですか?』

直人「お前ら、やめなさいって。」


直人さんにたしなめられている。


ドアがノックされて、広臣が誰かと話しながら入ってきた。

・・・美鈴ちゃん?

二人で楽しそうに、話が盛り上がっている。

広臣、私に気づいていない様子。


美「楽しみですね。」

「日本に来るって行ってたけど、まさか会えるなんて。」

美「招待者限定で、一緒に食事できるとか。ほんと、すごくないですか!」

「俺でいいの?他に行きたい人、いたんじゃない?」

美「私の周りで、臣さんほど彼を好きな人いませんから。」

「で、これっていつ?」

美「明日です。急なんですけど、行けますか?」


明日?!広臣をじっと見る。


「明日かぁ、ちょっと返事待ってくれる。相談してみるよ。」


携帯を眺めて、考え込んでいる広臣。

その相談相手は、たぶん私だよね。

・・・誰だか知らないけど、よっぽど会いたい人なんだ。


『明日お休みですし、ちょうど良かったじゃないですか。会えるチャンスが明日しかないなら、行くべきだと思いますよ。』

「橘さん・・・。」

美「そうですよ。一緒に行きましょう、臣さん。」

「行って来いとか、何で簡単に言えるんですかね。」


イラッとした口調の広臣。

・・・怒らせちゃった。どう答えたら、正解だった?


『すみません。こちらの資料、登坂さんの分です。確認、お願いしますね。失礼します。』


岩「Aちゃん、待って。」


呼び止められる声も聞かず、会議室を出た。

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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - さなさん» 書きたいお話は浮かんでいるのに・・・。力不足ゆえ、ここにきて文章に悩まされております。早く、臣君を登場させたいのに^_^; (2017年4月21日 2時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» こちらこそ、コメント励みになっています!ありがとうございます(^o^) (2017年4月21日 0時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 危ない危ない直人さんとはなんでもないでいてほしい(;・∀・)主人公ちゃんすこし鈍感?でよかったです(笑)やっぱり隆二くんは笑顔でいてほしいですよね(///∇///)臣くん達どこいったんだろー(´・ω・`)? (2017年4月21日 0時) (レス) id: 086076e246 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - いつも丁寧なお返事ありがとうございます♪ 良かった☆楽しみにしてます♪♪(*≧∀≦*) (2017年4月20日 23時) (レス) id: 9651774a8c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» お気遣いありがとうございます。今ですね、書くのがちょっと楽しくて。無理のない範囲で、更新させていきますね。いつもありがとうございますm(__)m (2017年4月20日 23時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年3月15日 23時

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