177 takahiro ページ28
俺の行動に気づいた隆二が、慌てて席に戻ってくる。
隆「ちょっと、敬浩さん。何してるんですか?」
登坂をチラッと見ると知らんぷりして、岩ちゃんたちと話している。
興味ない振りして、聞き耳たててるな。
「可愛い白猫だな。」
隆「でしょ?Aちゃんにあげた黒猫とペアで売られてて、手放せなくて持ち歩いてます(笑)」
「Aっぽいな、その猫。」
隆「あ、・・・そうですね。」
誤魔化せないと思ったのか、素直に答える隆二。
「いいんじゃねぇの。好きな気持ちは、誰にも否定できるもんでもないし。」
隆「敬浩さんも同じなんですね。」
「はいそうですかって、忘れられるほど単純じゃないしな。」
隆「ですよね。」
「登坂が大好きってブレないとこもな。」
隆「含めていいんですよね。」
「切ないけど、楽しいっていうか。」
隆「わかります、不思議ですよね。」
『ただいま。』
噂のAが、帰ってきた。
臣「おかえり。玲於、ありがとな。」
玲「はい。」
『玲於君、皆に配ってね�・。』
玲「はいはい。」
臣が席を立って、Aを座らせる。
臣「それ何?」
『桜味のソフトクリーム。』
柚希「美味しそう!」
『これ、あげる。まだ、手をつけてないし。』
柚希に、器とスプーンを渡す。
臣「よかったの?」
『うん。』
隆「Aちゃん、俺の半分あげる。」
臣「いいよ、隆二。A、ほら行こう。」
『うん。』
登坂が連れ出してしまう。
「目下のライバルは、隆二か。」
隣で、ちびちび食べている隆二を見た。
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薫(プロフ) - さなさん» 書きたいお話は浮かんでいるのに・・・。力不足ゆえ、ここにきて文章に悩まされております。早く、臣君を登場させたいのに^_^; (2017年4月21日 2時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - あいさん» こちらこそ、コメント励みになっています!ありがとうございます(^o^) (2017年4月21日 0時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 危ない危ない直人さんとはなんでもないでいてほしい(;・∀・)主人公ちゃんすこし鈍感?でよかったです(笑)やっぱり隆二くんは笑顔でいてほしいですよね(///∇///)臣くん達どこいったんだろー(´・ω・`)? (2017年4月21日 0時) (レス) id: 086076e246 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - いつも丁寧なお返事ありがとうございます♪ 良かった☆楽しみにしてます♪♪(*≧∀≦*) (2017年4月20日 23時) (レス) id: 9651774a8c (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - あいさん» お気遣いありがとうございます。今ですね、書くのがちょっと楽しくて。無理のない範囲で、更新させていきますね。いつもありがとうございますm(__)m (2017年4月20日 23時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薫 | 作成日時:2017年3月15日 23時