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174 omi ページ25

『お疲れ様です、社員証お願いします。ありがとうございます、中へどうぞ。』


Aの声がする。


岩「Aちゃんだ!」


岩ちゃんが、駆けていく。

目に見えない、尻尾をぶんぶん振って。

こういうとき、ちょっとあいつが羨ましい。

俺に気づいたAが、笑いかけてくる。

なんか雰囲気違って、いつになくドキドキする。


「橘さん、お疲れ様です。」


やべっ、声裏返ったし。

くすくす笑っている沙耶ちゃん。


『お疲れ様です、登坂さん。皆さんもお疲れ様です。どうぞ、中へお入りください。沙耶ちゃん、よろしく。』

沙耶「臣さん、Aさんどうでした?」

「綺麗になってた。」

A「でしょ。頑張らないとですね。」

「・・・余計なお世話だよ。」


口を尖らせている俺の様子を楽しみながら俺たちを席に案内し、受付に戻っていく沙耶ちゃん。

向かいの席に座った隆二が、ぼーっと受付の方を見ている。


「見んな、Aが減る。」

健「減るか!」


隆二の隣で、携帯をかまえている岩ちゃん。


岩「こっち向いてくんないかなぁ。」

「携帯、壊すぞ。」

健「写真くらいええやんか!」


何なんだよ、こいつらは。


直己「まぁまぁ。楽しもうよ。な、臣。」


飲み会が始まって、しばらく経ってもAが見当たらない。

キョロキョロ探していたら、美鈴ちゃんと数人の女子社員に取り囲まれた。


美「臣さんの隣、失礼します♪」


隆二と直己さんは、すっと席を離れて別のテーブルに。

出遅れた直人さんは佐々木さんに、岩ちゃんと健ちゃんは両サイドの女子社員に捕まっていた。

エリーは、こそっと別のテーブルへ移っていた。


「Aさん、こっち...」


Aの名前を呼ぶ声が聞こえたので、声がした方を見る。

あそこにいるのは、アランか。

しばらく様子をうかがっていると・・・はぁ?!

玲於が、しれっとAの髪に触っている。

あの玲於をデレさせるとか、A恐るべし。


美「臣さん、聞いてます?」

「え、あぁ、ごめん。」


あからさまに落ち込む美鈴ちゃん。

あれ?健ちゃんどこ行った?

アランたちの方を見ると健ちゃんがAを連れ出していた。

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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - さなさん» 書きたいお話は浮かんでいるのに・・・。力不足ゆえ、ここにきて文章に悩まされております。早く、臣君を登場させたいのに^_^; (2017年4月21日 2時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» こちらこそ、コメント励みになっています!ありがとうございます(^o^) (2017年4月21日 0時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 危ない危ない直人さんとはなんでもないでいてほしい(;・∀・)主人公ちゃんすこし鈍感?でよかったです(笑)やっぱり隆二くんは笑顔でいてほしいですよね(///∇///)臣くん達どこいったんだろー(´・ω・`)? (2017年4月21日 0時) (レス) id: 086076e246 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - いつも丁寧なお返事ありがとうございます♪ 良かった☆楽しみにしてます♪♪(*≧∀≦*) (2017年4月20日 23時) (レス) id: 9651774a8c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» お気遣いありがとうございます。今ですね、書くのがちょっと楽しくて。無理のない範囲で、更新させていきますね。いつもありがとうございますm(__)m (2017年4月20日 23時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年3月15日 23時

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