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直人「Aちゃん、他にもあるんじゃない?」


会社の携帯を見せる。


直人「何これ。いつから?」

『三代目の担当についてから、ちょこちょこメールがきてて。』

直人「臣に言えてないの?」

『しばらくメールこなくなったから大丈夫かと思って。』

直人「そっか。でも何かあると危険だから気をつけて。」

『はい、ありがとうございます。ところで、柚希と何かあったんですか?』

直人「ん・・・。」


顔を下に向け、黙り込む直人さん。

無理に聞き出すのもなぁと思って、とりあえずビールを取りに冷蔵庫へ。

リビングに戻り、直人さんに差し出す。


直人「ここだけの話しにしてくれる?」


直人さんの縋るような視線に、ただ頷いた。


直人「今日、柚希にお揃いの指輪を渡したんだよね。でもさ、一瞬困った顔させちゃって。俺、やりたいことや出来てないことが沢山あって。まだまだ夢を追いかけている途中で・・・。その、」

『結婚とか正直考えられなくて・・・ですか?』

直人「・・・うん。もしかしたら、そういうの空気にでちゃってたのかなぁって。」

『そうなんですかね?ちゃんと伝わってると思いますよ。どんな形でも、一緒にいたいって気持ちがこもってるって。その証が指輪っていうだけで。未来の約束が欲しくて指輪をねだったんじゃないと思います。』

直人「Aちゃんならそう言ってくれると思ったから、聞いて欲しかったんだ。」


にっこり笑う直人さんに、私も笑いかえした。

今日どことなく元気がなかったのは、悩んでたからなんだな。


『何か、つまみます?』

直人「実は、お腹空いちゃって。」

『ご当地ラーメンなんてどうです?』

直人「いいねぇ。俺も手伝うよ!」

『お願いします!』


キッチンでラーメンを用意しながら、二人が戻って来るのを待っていた。

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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - さなさん» 書きたいお話は浮かんでいるのに・・・。力不足ゆえ、ここにきて文章に悩まされております。早く、臣君を登場させたいのに^_^; (2017年4月21日 2時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» こちらこそ、コメント励みになっています!ありがとうございます(^o^) (2017年4月21日 0時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - 危ない危ない直人さんとはなんでもないでいてほしい(;・∀・)主人公ちゃんすこし鈍感?でよかったです(笑)やっぱり隆二くんは笑顔でいてほしいですよね(///∇///)臣くん達どこいったんだろー(´・ω・`)? (2017年4月21日 0時) (レス) id: 086076e246 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - いつも丁寧なお返事ありがとうございます♪ 良かった☆楽しみにしてます♪♪(*≧∀≦*) (2017年4月20日 23時) (レス) id: 9651774a8c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - あいさん» お気遣いありがとうございます。今ですね、書くのがちょっと楽しくて。無理のない範囲で、更新させていきますね。いつもありがとうございますm(__)m (2017年4月20日 23時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年3月15日 23時

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