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「なぁ、俺ってどうなの?」


え、まだ引っ張ります?それ聞いて、どうなのよ。何か変わるの?


「いや、特に変わんないかな。いや、ちょっと頑張っちゃうかも。」


また、心から漏れたらしい。


『ばーか。』

「でも、そういうところも好きでしょ?」


広臣の顔が近づけてくるので後ずさると、背後のソファーにぶつかった。

さらに両サイドを広臣の腕で塞がれ、壁ドンならぬソファードン的な格好になり、逃げ場がない。

おでこ、ほっぺ、鼻、口の端に軽くチュッ、チュッとキスを落としていく、広臣。


「ね、してもいい?ここに。」


チラッと私の唇に、視線を向ける。


「A、いい?」


ずるい、わかっているくせに。

私の方が、してもらいたがっているってこと。


『キスして、広臣。』


言い終わると同時に、唇を奪われた。


『・・・んっ・・・んんっ・・・。』


キスが気持ちよくて夢中になっていると、少し離れた場所から咳ばらいが聞こえた。

ハッとして、広臣を押しのける。


「やだ、足んない。」


再びキスをしようとする広臣。


直人「やだ、足んない。じゃ、ねぇよ。」


「直人さん?!」


慌てて、振り返る広臣。


直人「ここ、人のお家。さっさとシャワー浴びて、おとなしく寝ろ。いいですか?」


「『はい。』」


それから直人さんは、臣用の服と私のお泊りセットにタオルなどを準備して運んできてくれた。


「おやすみ」と言って、柚希がいる寝室へと戻っていった。


「シャワー、先にどうぞ。化粧、早く落としたいだろ?」

『いいの?ありがとう。』


こういう気遣いも、さすがだね。広臣も仕事でメイクするから気持ちわかるんだろうな。

交代でシャワーを浴びて、広臣に髪を乾かしてもらって、ソファーベットに二人で寝転ぶ。



広臣が直人さんに言われたからって、おとなしく寝ると思います?


『やぁっ…ん…んんっ。』

「ちょっと声、我慢しよっか。」


キスで口を塞がれたまま、広臣に与えられる快感に溺れた。

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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - ペコさんコメントありがとうございます。作者の全作品を表示してもらえれば、裏恋があると思います。18歳以上の指定になっているのでお気をつけ下さい。 (2017年3月14日 15時) (レス) id: 8420ac05d7 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - 二人の関係を読んで、こちらも読みに来ました。最初からドキドキです!裏恋はどーしたら読めますか? (2017年3月14日 13時) (レス) id: 35090dc084 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こいどんさん» こいどんさん、コメントありがとうございます。 (2016年10月23日 14時) (レス) id: 8420ac05d7 (このIDを非表示/違反報告)
こいどん - 面白い! (2016年10月23日 14時) (レス) id: edfae532a4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いちにーにーごさん» こちらこそ、コメント嬉しかったので。更新頑張っていきますね! (2016年10月23日 1時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年10月7日 2時

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