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『柚希、やめときなって。』

柚希「だって、直人が知りたいって言うんだもん。」

直人「臣だって知りたいよね。」


チラッと私を見てきたので、首を横に振る。


「知りたいですよねぇ〜。」


と、広臣が答えた。バカなの?!あなた、バカ臣なの?!


柚希「ほら〜、二人とも知りたいって。」


勝ち誇っている柚希。


柚希「あのね。Aに、臣君って上手?って聞いたの。」


二人が、ブハッと口に含んだビールを吹き出す。


直人「え〜っと。柚希、何を言い出すのかな?」

柚希「だって、気になるじゃん。ねぇ〜。」

直人「それは、確かにねぇ〜。」

「そうですね。A、どうなの?」


やっぱり、バカなの?!あなた、バカ臣だったの?!

三人が、じっと私を見てくる。そんなこと、言えるわけないじゃん。

そんな三人を無視して、缶に残ったチューハイを飲み干す。

空き缶を持って、おかわりを取りに行こうと立ち上がった。


柚希「A、答え聞いてないよ〜。」


酔っぱらいめ。今度、高いランチ奢らせてやる。

座り直して、逆に質問してみた。


『柚希こそ、直人さんどうなの?』

柚希「直人はねぇ。じょ、ふがっ。」


答えようとした柚希の口を慌てて手で塞いだ、直人さん。


直人「柚希、答えなくていいから。Aちゃん、怖いことしないでよ〜。」

『直人さんが、そこの酔っぱらいを煽るからでしょうが。』


直人さん「だね。ごめん、ごめん。」


直人さんの腕の中で口を塞がれたまま、ふがふが何か言っている柚希。


直人さん「はいはい。もう遅いし、そろそろお開きにしようか。二人、泊まってく?」


腕時計の時刻は、深夜2時前。


「いいんですか?」

直人「ソファーベットでよければ、だけど。」

「大丈夫です。ありがとうございます。」

直人「Aちゃんも、それでいいかな?」

『ありがとうございます。お言葉に甘えさせて頂きます。』

直人「臣の着替えは、俺のやつ貸すな。Aちゃんのは、」

『柚希の部屋にお泊りセットを置いてあるので、それ使います。』

直人「了解。ちょっと、寝かせてくる。」


ひょいっとお姫様抱っこをして、柚希を寝室へと運んでいく直人さん。

*30→←作者より



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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - ペコさんコメントありがとうございます。作者の全作品を表示してもらえれば、裏恋があると思います。18歳以上の指定になっているのでお気をつけ下さい。 (2017年3月14日 15時) (レス) id: 8420ac05d7 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - 二人の関係を読んで、こちらも読みに来ました。最初からドキドキです!裏恋はどーしたら読めますか? (2017年3月14日 13時) (レス) id: 35090dc084 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こいどんさん» こいどんさん、コメントありがとうございます。 (2016年10月23日 14時) (レス) id: 8420ac05d7 (このIDを非表示/違反報告)
こいどん - 面白い! (2016年10月23日 14時) (レス) id: edfae532a4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いちにーにーごさん» こちらこそ、コメント嬉しかったので。更新頑張っていきますね! (2016年10月23日 1時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年10月7日 2時

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