*3 ページ4
登坂さんのキスは、今までしたことがないくらい・・・気持ちいい。
『・・・んぁ・・・んんっ・・・。』
体がふわふわしてくる。ふいに、離された唇。
突然の終わりに目を開けると、視線の先に月明かりに照らされた登坂さんの美味しそうな唇。
・・・もっと。
臣「もっと?」
心を見透かされて、恥ずかしくなり俯いた私の顔を覗き込んでくる。
お互いの距離は数センチ。ドクンッ・・・胸が騒ぎ出す。
そっと唇が触れてくる。
『んんっ・・・。』
キスより先が知りたい。登坂さんに、もっと触れたい。再び離れた唇。
「この先に進みたい。Aさんに触れたい。」
真剣な目をして見つめてくる登坂さんに、私の気持ちも隠せない。
『私も同じこと思ちゃった。』
ふふっと照れくさく笑ったら、「やべぇ。」って声が頭の上でした。
登坂さんの香りが強くなり、気づいたら抱きしめられている状態で。
「家どこ?」
『ここからタクシーで、15分くらい。』
「事務所に近くない?(笑)」
『割りと近いかも。(笑)』
「じゃ決まり。Aさんの家にしよ。」
サッと立ち上がった登坂さんに手を取られ、公園を抜けた先の通りで拾ったタクシーに乗って、
私の住むマンション近くで降りた。
部屋に入るなり、登坂さんからの熱いキス。
キスをしたまま登坂さんに抱き上げられて、リビングのファーに運ばれる。
言葉を交わすことなく、お互いに求めあうままに、夜を過ごした。
2133人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
薫(プロフ) - ペコさんコメントありがとうございます。作者の全作品を表示してもらえれば、裏恋があると思います。18歳以上の指定になっているのでお気をつけ下さい。 (2017年3月14日 15時) (レス) id: 8420ac05d7 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - 二人の関係を読んで、こちらも読みに来ました。最初からドキドキです!裏恋はどーしたら読めますか? (2017年3月14日 13時) (レス) id: 35090dc084 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - こいどんさん» こいどんさん、コメントありがとうございます。 (2016年10月23日 14時) (レス) id: 8420ac05d7 (このIDを非表示/違反報告)
こいどん - 面白い! (2016年10月23日 14時) (レス) id: edfae532a4 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - いちにーにーごさん» こちらこそ、コメント嬉しかったので。更新頑張っていきますね! (2016年10月23日 1時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:薫 | 作成日時:2016年10月7日 2時