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直人さんが、リビングへ戻ってきた。


直人「どうぞ。臣、入って。」


臣?!どうして広臣が?どういうこと?


「お邪魔しま・・・えっ?」

『お疲れ様です。』


動揺をみせない様にしなくちゃ。平常心、平常心。

いや、でも、まって、まって。

ここに広臣がいるってことは、女性の紹介を受けるために来たってことだよね。


柚希「臣くん、直人がいつもお世話になってます。ところで、恋人いる?」


チラッと広臣を見ると、こちらをじっと見ている広臣。


直人「臣、見過ぎ。(笑)」

『あの。せっかくの料理が冷めちゃうので、食べません?』


この話題から変えなくちゃと思い、とりあえず食べようと皆を促す。


テーブルに向かう柚希と直人さん、私たちを見てニヤニヤしている。


『私、飲み物を取ってくるね。』


キッチン奥にある冷蔵庫、扉を開けるとリビングから死角になる。

ビールに手を伸ばすも、広臣のことを考えると溜息が出た。


「ねぇ、誰か紹介されたかったの?」


不安そうな声が背後からしたので、ゆっくりと振り返った。


「俺は、柚希さんの友達がAだって事を知っていたから、直人さんに頼んだ。他の男を紹介されるわけにはいかなかったし。」


『そうなの?』

「Aは?本気で、紹介されるつもりだった?」

『ない、ない。柚希が、勝手に盛り上がっちゃっただけ。それに、』

「それに?」

『私には、広臣がいるしね。』

「だったら俺も、直人さんみたいに紹介されたい。」


紹介されたいって言った広臣の言葉が、すごく切実で。


『わかった、今すぐ紹介する。』


広臣の手を握ってリビングへ戻ろうとしたが、止められる。


「でもその前に、俺を不安にさせた罰。」

『んんぅっ・・んっ・・・。』


少し強引に、唇を奪われた。

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設定タグ:登坂広臣 , 三代目JSoulBrothers , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - ペコさんコメントありがとうございます。作者の全作品を表示してもらえれば、裏恋があると思います。18歳以上の指定になっているのでお気をつけ下さい。 (2017年3月14日 15時) (レス) id: 8420ac05d7 (このIDを非表示/違反報告)
ペコ(プロフ) - 二人の関係を読んで、こちらも読みに来ました。最初からドキドキです!裏恋はどーしたら読めますか? (2017年3月14日 13時) (レス) id: 35090dc084 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こいどんさん» こいどんさん、コメントありがとうございます。 (2016年10月23日 14時) (レス) id: 8420ac05d7 (このIDを非表示/違反報告)
こいどん - 面白い! (2016年10月23日 14時) (レス) id: edfae532a4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いちにーにーごさん» こちらこそ、コメント嬉しかったので。更新頑張っていきますね! (2016年10月23日 1時) (レス) id: 5d982d1368 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2016年10月7日 2時

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