268 ページ18
.
『え、コレどやって貼ればいいの？？』
お風呂から出て、Aは
俺のテーピングを貼るのに苦戦してる(笑)
「適当でいいよ」
A「こんな感じ？」
丁寧に貼られすぎてて…
皮膚が伸ばされて若干、痛いけど。
「……ん、まっ、いい感じ(笑)ありがと。
そういえばさ、玄関のスーツケースどしたの？」
帰ると同時に気になったんだけど、
聞くタイミングなかった。
A「あ、水曜日から東京出張なの。」
「は？聞いてないけど？」
A「あれ…言ってなかったけ？
前に言ってた、TVCMの許可がおりて
CMの製作で明日から二週間こっちにいるよ」
「聞いてないけど？
つーか、そーゆーの早く言えよ。」
ちゃんと言わないAに、軽くイラつく。
A「臣くん忙しくて電話とかできなかったし…」
「でも、LIVEの前に電話したじゃん？」
A「会えるかどうかが気になりすぎてて
出張のコト、言うの忘れてた」
「じゃ、LINE入れろよ」
A「会えるからその時に
言えばいいかなーって(笑)」
いいかなー(笑)じゃねーわ。すぐ言えよ。
東京に出張が決まったら即連絡するっしょ？
しかも、大事な企画が通ったなら尚更、言えよ。
一緒に喜んだりお祝いしてやりてーのに。
「ふーん。あ、そう。」
A「ん？怒ってる？」
「…別に。なら、俺んちから行くよな？仕事？」
A「あ、ホテル取った」
「は？マジ意味わかんねぇ。」
ただでさえ不規則な生活の俺を邪魔してしまうと
ダメだからホテルを予約したらしい。
気にしてくれるのは、嬉しいけど…
Aは少しでも一緒に居たくねーの？
「俺んちから行けよ。
つーかさ、マジで気つかうのやめろよ」
A「………悪くない？
夜中になるし、朝早いからさ…」
「別に、俺は大丈夫だけど、
Aが嫌ならホテルに泊まれば？」
それを聞いたAは少し困ったよーな顔をしている。
A「………いいの？？邪魔にならない？」
「ったく、そーゆーの気にすんなって」
A「………じゃ、臣くんちから行く」
「ん。マジで気にすんのやめろよ。
俺、全然迷惑じゃねーから。」
Aは嬉しそうにニシャっと笑いながら言う。
『……ありがと❤2週間、お世話になります』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1318人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みかん - 初めましてみかんです。拝見させて頂きました。凄くよかったので更新楽しみにしています。 (2018年11月13日 6時) (
レス) id: 5feb2bbcfb (このIDを非表示/違反報告)
あいくんママ - 更新楽しみにしてます！みんな3JSBロスですよねー♪ (2016年2月18日 21時) (レス) id: 87c06b9921 (このIDを非表示/違反報告)
seee(プロフ) - 更新楽しみにしてます(^○^) (2016年1月27日 21時) (レス) id: 7cb8e38d83 (このIDを非表示/違反報告)
臣愛 - もぉ〜！♪頑張っちゃって下さい！！ (2016年1月27日 19時) (レス) id: 3922ac802e (このIDを非表示/違反報告)
love omigun(プロフ) - 臣愛さん» コメントありがとうございます！！なのに、返信遅くてごめんなさいっ(>_<)いちいちカッコいいですよねー（笑）相手が臣くんだからっ（笑）臣愛さんがもっとキュンキュンできるように、頑張っちゃいます！（笑） (2016年1月27日 15時) (レス) id: c6e091c9b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：love omigun | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2015年12月26日 0時
