160 ページ10
.
もう一回、同時に線香花火に火をつける
「絶対次は負けない！」
意外にAも負けず嫌いって事がわかった(笑)
勝って、次こそあの写真の男の話を聞く。
線香花火を持つ手に力が入る。
「ねぇー？なんでも聞いていいの？」
臣「うん、いいよ」
「どんな話でも？」
臣「別にいーよ！でも勝ったら…だけどな！笑」
「次こそ勝つ！」
臣「A、負けず嫌いだよな？」
「えっ、バレた？笑」
ポトン
“火種”が砂浜に落ちる。
『やったー❤わたしの勝ち！』
満面の笑みのA
うわー、マジか。普通に悔しい。
臣「で、何？」
ちょっとふてくされる。
「んー、何にしよっかな❤」
臣「早くしねーと、次の勝負するからな！」
「えー！なら、一番最近の恋愛を教えて？」
“初恋の話”って言うと思ったから
軽くフリーズする。
“一番最近の恋愛？”
俺が話すのを待ってるA。
『俺の最近の恋愛は…』
「俺今まで一目惚れってした事なかったんだよね。
最初にその子と初めて会った時、
俺は何とも思わなかった。
正直面倒くせーって思ってた。
けど、その子が笑ったとき…
その笑顔が可愛すぎて一瞬で恋に落ちた。
でも、何も出来なくて
そのまま去りゆく“その子”を見送った。
でも、その日からずっとその子笑顔が
頭から離れなくて何で連絡先聞かなかったんだろ？って後悔しててさ。
完全に一目惚れってヤツ。
ある日、突然その子が目の前に現れてさ。
やべー、マジ運命じゃんって…」
．
「ね、ちょっと待って？」
臣「ん？」
「あの…それってさ…」
臣「うん」
「それって…」
モジモジしながら言うA。
『Aだよ』
．
「えー！聞きたいの、その話じゃないっ！」
怒りながら俺の肩を叩く。
臣「だってA、“一番最近の恋愛”って言ったじゃん！」
「わたしの話じゃなくて、その前の話っ！！」
臣「一番最近ってゆーから(笑)
ケラケラケラ」
「ズルいー！」
臣「ズルくねーし」
「イジワル！」
臣「意地悪してねーし」
「バカっ！」
臣「バカじゃねーわ！」
「なら、わたしの前の人の話してよ？」
臣「無理！」
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 977人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ganloveomi(プロフ) - gunさん» GUNさんありがとうございまーす*\(^o^)/*もっと楽しんで頂けるよーに頑張ります(＾ｰ^)ノ (2015年12月7日 22時) (
レス) id: 31eced0b64 (このIDを非表示/違反報告)
ganloveomi(プロフ) - ☆ポポ☆さん» ポポさんコメントありがとうございまーす(>_<)スロー更新ですけど、頑張りますっ！笑 エピソード5に突入したので、また見て頂けると嬉しいです*\(^o^)/* (2015年12月7日 22時) (レス) id: 31eced0b64 (このIDを非表示/違反報告)
gun(プロフ) - （ ´艸｀）楽しみ増えちゃう (2015年12月6日 0時) (レス) id: a481f0389c (このIDを非表示/違反報告)
☆ポポ☆(プロフ) - いつも楽しみに読ませてもらってます(^o^)臣くんのカッコよさにメロメロにされてます(*≧∀≦*)お話の更新、大変でしょうけど頑張って下さい(^o^) (2015年12月5日 23時) (レス) id: 9cdcb7a38c (このIDを非表示/違反報告)
ganloveomi(プロフ) - Shizukaさん» ありがとうございます！！訂正しました(>_<) (2015年12月3日 20時) (レス) id: 31eced0b64 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：love omigun | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2015年11月24日 23時
