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海の近くのコンビニで花火と飲み物を買い
駐車場に車を停めて海まで歩く。
堤防の街灯が暗い海を優しく照らしている。
海の向こうの夜景が綺麗に輝いていて、
それが海面に反射してキラキラ光っている。
『裸足になろっと』
臣くんは靴を脱ぎ堤防の階段に置く。
私もミュールを脱ぎ、臣くんの靴の隣に置く。
臣くんと手を繋ぎながら砂浜を歩く。
歩くたびサラサラの砂がわたしの足を包み込み
たまにふく潮風が心地いい。
“誰も居ない２人だけの海”
臣「うわ、海とかいつぶりだろ」
「海だねーー！」
突然、思いっきり叫んだからか
臣くんはケラケラ笑ってる。
臣「花火しよっか？」
「うん❤」
ケータイのライトで、手元を照らし
花火の袋から付属のローソクを取り出し
買ってきたライターで火をつける。
袋の中から花火を取り出し、
手持ち花火を束ねてあるテープを外していく。
臣「どれからしたい？」
「これ！」
2人で同時に花火に火をつける。
真っ暗だった砂浜が花火で明るくなる。
今まではっきり見えなかった臣くんの顔が
花火の光で照らされる。
「あれ？マスクは？」
臣「誰も居ないから、外した」
ニシャと笑う臣くん。
その笑顔を見た瞬間、胸がキューって苦しくなる。
なんでだろ？
今すっごい幸せなのに、なんで苦しくなるんだろ？
わかんない。
２人で寄り添いながら次々に花火に火をつけていく
「めっちゃ綺麗だねー！今年初の花火だよ(笑)」
臣「は？ちげーよ！」
え？？違う？？
今年、初…花火なんだけど…？
臣「a-nationで花火あがっただろ？」
a-nation？？花火？？
そういえばあがったかも？！
「あっ！言われてみれば…花火上がったかも？
でも臣くんに夢中で覚えてない(笑)」
臣「おい」
私の肩に腕をまわし、耳元で囁く。
『俺に夢中でも今日の花火は忘れんなよ』
臣くんの“言葉”に顔が熱を帯びる。
同時に付けた花火が、同時に消えて、
砂浜は暗闇に包まれる。
それと同時に…唇に臣くんの唇の感触を感じる。
そのまま深いキスに溺れる。
浜辺には、波の音と2人の甘い吐息だけ。
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ganloveomi(プロフ) - gunさん» GUNさんありがとうございまーす*\(^o^)/*もっと楽しんで頂けるよーに頑張ります(＾ｰ^)ノ (2015年12月7日 22時) (
レス) id: 31eced0b64 (このIDを非表示/違反報告)
ganloveomi(プロフ) - ☆ポポ☆さん» ポポさんコメントありがとうございまーす(>_<)スロー更新ですけど、頑張りますっ！笑 エピソード5に突入したので、また見て頂けると嬉しいです*\(^o^)/* (2015年12月7日 22時) (レス) id: 31eced0b64 (このIDを非表示/違反報告)
gun(プロフ) - （ ´艸｀）楽しみ増えちゃう (2015年12月6日 0時) (レス) id: a481f0389c (このIDを非表示/違反報告)
☆ポポ☆(プロフ) - いつも楽しみに読ませてもらってます(^o^)臣くんのカッコよさにメロメロにされてます(*≧∀≦*)お話の更新、大変でしょうけど頑張って下さい(^o^) (2015年12月5日 23時) (レス) id: 9cdcb7a38c (このIDを非表示/違反報告)
ganloveomi(プロフ) - Shizukaさん» ありがとうございます！！訂正しました(>_<) (2015年12月3日 20時) (レス) id: 31eced0b64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：love omigun | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2015年11月24日 23時
