101 ページ1
A
名古屋駅に向かうタクシーの中。
待って！
夏休みだし混雑してる名古屋駅を一緒に歩くのはマズイくない？
え、どうしよ？
隣の怪しい姿の臣くんは笑ってる。
いや、笑えないでしょ？
「名古屋駅、歩いて大丈夫なの？」
「えっ？なんで？」
「パニックになんない？」
「あ、やば！そこまで考えてなかった」
「えーどうすんの？」
「どうにかなるでしょ？」
どうにか…？？ならないでしょ？
臣くんのケータイが鳴る
「はい」
「今どこ？」
微かに相手の声が聞こえる
マネージャーさんかな？
「名古屋駅にむかってる」
「リハーサルまでに間に合いそう？」
「わかんねー」
「それは、マズイって…」
「新幹線どーしよー？」
「ファンの子いるかもしれないから、
一緒に座るのはダメだから」
「無理！」
「とりあえず今から新幹線を手配するから
そこで待機して」
「了解」
電話を切った臣くんは運転手さんに
「そこで止まってくれる？」
って言う
タクシーはハザードを点灯させ、路側帯に停車する
「マネージャーさん何て？」
「今から新幹線、手配してくれるって」
マネージャーさんも大変だね。
運転手さん、確実に怪しんでるし…
おじいさんでよかったwww
すぐにマネージャーさんから折り返しがある
「15分後の新幹線、抑えれたからそれに乗って！とりあえず、別々に行動する事！
今から予約番号メールするからAちゃんに、発券してきてもらって！
臣は、そのままタクシーで待機して新幹線にギリギリ間に合う用にホームにでて」
「はぁ。了解」
た…ため息？
黙って勝手に降りてきて
新幹線手配させて、迷惑かけてるのに？
私には優しいのに…ヒドイ人っ！
何か臣くんらしくて、
そーゆーとこも可愛いって思ってしまう。
名古屋駅に着き、窓口で“切符”を発券する
「グリーン席4名様分です」
あ、また一列抑えられてるのね。
さすが芸能人。
臣くんの待つタクシーに戻って、臣くんの切符を渡す。
そのまま、私は一人でホームに向かう。
…なんだか凄い楽しい❤
秘密のデートしてるみたいで！(笑)
でもこれが毎回だと、大変なんだろな。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1076人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ganloveomi(プロフ) - りなさん» りなさん。すごい嬉しい言葉ありがとうございます。興奮していただけるなんてそれまたうれしいです！！ (2016年1月6日 16時) (
レス) id: 90254308ad (このIDを非表示/違反報告)
りな - 初めて読んだ時から好きでした これからも楽しみにしてます 頑張ってください臣くん大好きなので読んでいる時は、いつも興奮してます 大好きです (2016年1月4日 0時) (レス) id: e859f2d3f1 (このIDを非表示/違反報告)
マイマイ - 今、読みながら妄想ヤバイ 続き待ってます。 (2015年11月19日 19時) (レス) id: 9658d6d78f (このIDを非表示/違反報告)
ganloveomi(プロフ) - ぷりりんこ.。さん» ぷりりんこさん、コメントありがとうございます！100人目の評価ありがとうございます！作っていて、たまに不安になる時があるので評価してもらえると、勇気がでます。笑 これからも読んで頂けると嬉しいです。 (2015年11月15日 15時) (レス) id: 98d25fce81 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりりんこ.。 - 評価が私で丁度100だったのでなんか嬉しかったです。www(どうでもいいですよね笑)この作品とても面白いです!!これからも頑張ってください!! (2015年11月15日 13時) (レス) id: aa5d93baa4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：love omigun | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2015年11月11日 23時
