52 ページ2
登坂 広臣
がんちゃんと店に入る
久しぶりのこの雰囲気
メンバーとの食事会にもよく使う店。
誰にもバレずに入れるし何より知らない人は入れない。
でも階段がかなり多いのが難点…
飲みすぎた日なんか、たまったもんじゃねぇ。笑
久しぶりに会うマスターは
何だか機嫌が良さそうだ。
案内された部屋に向かう途中
電話がかかってきたらしくどっか行くがんちゃん
別に気にすることもなく
部屋にむかう階段を下っていく_____________
扉をあけて中に入ると…
すでにソファに女の子が座っている
その子は…
まぎれもなくこの２日間
俺の頭の中をいっぱいにしていた子。
おもわず立ち止まる
一瞬時が止まる
.
「えっ？！」
臣「えっ？！」
やっぱドッキリ？！
おもわず辺りを見渡してカメラを探す
いきなりその子が笑いだす
臣「何笑ってんだよ！」
いきなり笑いだすからついつっこんでしまう。
「ごめんなさい。」
あ、やっちまった。
とりあえず空いているソファに腰掛ける
「あのーー」
臣「なに？」
「な、、なんでここに？」
臣「俺が聞きたい」
なんで、ここにいるの？
「ですよね。私も聞きたい」
え、わたしも聞きたい？？！！
臣「ドッキリ大作戦！じゃなくて？」
モヤモヤするから聞いてみる。
ドッキリならそろそろがんちゃんが
騙された〜とか言いながら
ドッキリのパネル片手にでてくるだろ。
「芸能人じゃないんだから〜」
一瞬、混乱する。
ならドッキリじゃないんじゃん。
つーか、やっぱり俺、気付かれてないし。
ドッキリか？なんて悩んでたのがバカらしくて
ドッキリじゃないのに、また会えたことが嬉しくて
笑い出してしまう。
本当に俺に気づいてないのか気になる
臣「俺のこと誰かわかってんの？」
「新幹線の…」
そう言って黙りこむ
やっぱバレてないんじゃん。
バラすべきか、黙っておくべきか
悩む。
この子は、一般の子
俺が近づけばこの子を不幸にするかもしれない
あの笑顔を曇らせるかもしれねぇ
けど…
俺、もっとこの子の事が知りたい。
近づきたい。この子に。
ハットを取り
マスクに手をかける
最後にサングラスを取る
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 965人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「登坂広臣」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ganloveomi(プロフ) - もーちゃんさん» もーちゃんさん、コメントありがとうございます。コメントの返し方がわからず遅くなりすみません。キュンキュンして貰えてすごい嬉しいです。これからも読んで頂けると嬉しいです。 (2015年11月15日 8時) (
レス) id: 76f7afc210 (このIDを非表示/違反報告)
ganloveomi(プロフ) - あいにゃんさん» あいにゃんさん、コメントありがとうございます！コメントの返し方がわからず遅くなってすみません。泣 初めての作品なので、不安いっぱいです。コメント頂き、勇気がでました。本当にありがとうございます。 (2015年11月15日 8時) (レス) id: 76f7afc210 (このIDを非表示/違反報告)
ganloveomi(プロフ) - マイマイさん» マイマイさん、沢山のコメントありがとうございます。初めての作品なのでコメントの返し方さえわからず遅くなりすみません。頑張って更新しますので、宜しくお願いします。 (2015年11月15日 8時) (レス) id: 76f7afc210 (このIDを非表示/違反報告)
もーちゃん(プロフ) - めっちゃキュンキュンします！！ (2015年11月11日 21時) (レス) id: 050de22d37 (このIDを非表示/違反報告)
マイマイ - やっぱりいい話です (2015年11月11日 0時) (レス) id: 9658d6d78f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：love omigun | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2015年11月7日 20時
