●恋心 �� ページ34
樹side
しょっぴーが元彼と聞いた日から頭の中はその事でいっぱいで簡単に言えば余裕が無かったんだと思う
Aを家に呼んでそのことに関して色々聞いちゃって気を使わせたかもしれないのは少し罪悪感が残る
だから俺からの最後の質問
樹｢Aは今でもしょっぴーのこと好き？｣
困らせるって分かってるけど聞いちゃうんだ
少し俯いたAは顔を上げて俺の目を見ながら言った
『今、私の中にある翔太への気持ちが恋なのか尊敬なのか憧れなのか自分でも良く分からないの』
樹｢…｣
『でも、1つだけ確実なのは、あの頃みたいな熱量はもう感じてないよってことかな？』
樹｢それは、その、どうゆう意味？｣
俺、馬鹿だから
そんな熱量は無いよみたいなはぐらかす言い方じゃ分かんないよ？
『樹にも分かるように言うとね？』
樹｢うん｣
『好きじゃないって気持ちが大きいよ、ってこと』
そう言ったAに思いっきり抱きつけば勢い凄すぎなんて笑いながら俺の背中に腕を回してくれる
『もうそろそろ離れようよ』
樹｢やだ｣
『このまま窒息死するかもよ？』
樹｢ちょっと緩めるわ｣
ねぇ、Aの心臓の音聞こえてるよ？
俺には負けるけどかなりドキドキしてるじゃん
単純だから良い意味で捉えるからね？
樹｢俺がAの彼氏になる日は来る？｣
『意地悪な質問だね、それにさっき最後の質問って言ったから答えないよ』
樹｢質問と言うか問じゃん｣
『それ同じって知らなかった？』
樹｢もう何でも良いじゃん！答えてよ！｣
『もぉ〜、分からないけど無いことも無いんじゃない？』
樹｢素直にあるよって言えばいいのに｣
緩めた腕の力をまた強くして抱きしめた
もう気づいてるでしょ？俺が相当Aに惚れてること
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1478人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ティー(プロフ) - 移行おめでとうございます！この作品大好きで、楽しく読んでます。きょもとの絡みが一番好きなので、もっと沢山見たいです！これからも更新頑張って下さい。応援してます。 (2020年2月19日 22時) (
レス) id: 0259744570 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2020年2月6日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽむ | 作成日時：2020年2月6日 0時
