●恋心 �� ページ33
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樹水曜日俺の家ね
ふとこんなLINEが来ていたのを思い出した
もう自分の家に着いたけど方向転換をして3分ほど戻ったところにある樹の家へ向かった
『ピンポーーーン』
樹｢変わんない癖だよね、それ｣
『口が勝手に動いちゃう』
樹｢寒かった？｣
『そこまで寒くなかったよ』
樹｢そこで嘘つく？ 笑｣
めちゃめちゃ寒そうにしてんじゃん なんて言って樹は暖房の温度を上げてくれた
いつもの様に2人並んでソファに座ってテレビを見るけど何となく居心地の悪いこの空気に耐えられそうに無い
『なんで呼んだの？』
樹｢聞きたいことがあって｣
樹の聞きたいことが何のことかだなんて馬鹿な私でも想像がついてしまう
樹｢しょっぴーとさ、いつ付き合ってたの？｣
やっぱり翔太のことだ
今まで誰にも言わなかった翔太と私の恋仲
翔太も私も何となく2人の秘密にしてきたこの関係
言うつもりなんて無かったのに気づいたら口が動いていた
『付き合い始めたのは5年前だから私がまだ学生の時』
樹｢好きだったの？｣
18歳だった私にとって22歳の翔太は凄く大人で
その差は23歳と27歳の4歳差よりも大きく感じた
優しくて
助けてくれて
引っ張ってくれて
優柔不断な私に比べて強引なところもあって
それでいて可愛いところもあって
何より好きって沢山伝えてくれて
『…凄く好きだった』
樹｢そっか｣
『自分で言うのもあれだけど順調にいってたんだよ、
でも私が20歳になった時に突然、別れようって』
樹｢なんで？｣
『それは、分からない』
樹｢聞かないの？｣
『聞かないよ』
『聞いたら耐えられなくなるじゃん』
樹｢Aは今でもしょっぴーのこと好き？｣
そう聞いた樹の顔は真剣で不安な顔をしていた
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ティー(プロフ) - 移行おめでとうございます！この作品大好きで、楽しく読んでます。きょもとの絡みが一番好きなので、もっと沢山見たいです！これからも更新頑張って下さい。応援してます。 (2020年2月19日 22時) (
レス) id: 0259744570 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 移行おめでとです気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2020年2月6日 12時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむ | 作成日時：2020年2月6日 0時
