ワルイコをアイしよう 伍

＠２４１ ページ42

Hiroomi»»









長かったアー写撮影の後
広斗くんとAと話しながら移動。





次は衣装チェンジした後にジャケ写撮影。





「てか広斗くん、これから萩花と会う機会増えるじゃん。」




「そうだなー、まだ少し先だけど。」





まだまだ先だしTRIBEとE-girlsじゃ別だし、

そもそも俺はボーカルで萩花はパフォーマーだから一緒になんのはリハだけだけど

最近会えてない、という状況から抜け出せる2人はまだマシ。





「この調子じゃ俺ら、
広斗くんと萩花に越されるな 笑」





俺がそう言って笑えば
そうね、とAが鼻で笑った。





デキ婚とかもあるけどそんな事、
今の俺らには無理だし。





でもまぁコレくらい予想ついてたしイイんだけど。





ここまで好きになるのは予想外だったかな。





会う度に俺の好きという感情を
大きくしていくからAは凄い。





これ以上の気持ちはないな、とか
言葉で表せねぇわ、とか思ってるけど

これ以上ないと思ってたのを超えてきて
更に言葉では表せなくなる、Aへの想い。





「俺さ……やっぱ隠せる自信ない。」





思わず言うと、広斗くんが
俺がフォローするから、と笑って
Aはもう少し待って、と言った。





「もう少しってどんくらい……？」




「もう少しはもう少し。」





じゃ、私こっちだから、と
Aは俺の向かいの部屋に入ってった。





俺も中に入って着替えながら広斗くんと話した。





「ちょっと広斗くん助けて……」




「何がだよ 笑」




「Aへの想いがデカすぎて言葉が出てこない。」




「なに、Aへの曲書きたいわけ？笑」





あー、それいいな。





まぁ言葉が出てこないのは同じか。





「まぁそんなとこ。」




「んじゃまずはAへの想いじゃなくて
Aといる時間の楽しさとか書いてみたら？」





楽しいんでしょ？と広斗くんがニヤけた。





やっぱ広斗くんの存在ってでかいな……





俺より年下だけどなー。









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