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@105 ページ6

レコーディング風景を山野に盗撮され




インスタにあげられた。





発売日は未定です!だってさ。





そして、"3日後楽しみにしてます!"




って言うコメントが結構来てる。





嬉しいわね、私に言ってくれるなんて 笑




なんて思ってるとポキポキ、と鳴るiPhone。





「誰よ……」





気だるく感じながら
誰からか確かめれば
ソレは広臣で。





早くー、なんて催促されるけど




未読無視をして車に揺られる。





朝から暗くなるまでレコーディングをして、




それからトレーニングをしたら




思ってたより遅くなった。





近くのbarで落ち合った後に




私の家に行く予定。





念のため私の隣にはお萩。





「私の愛するお萩よ、




何故そんなに離れる?」




「今は引っ付く時期じゃないからー笑」





……まぁ、確かにそうだけど。





山野に挨拶をして車を降り、




barを目指してお萩と歩く途中。





今日はどうやら塩対応の様子のお萩。





ちょっと寂しい。





barに着いて中に入って




広斗の名前を出すと個室に通された。





個室のドアが空いた瞬間に見えたのは




バッと顔を上げる2人。





「お前既読くらい付けろよ。」




「別にイイじゃない。」




「良かねぇわ。気ぃ抜いてただろうがよ。」




「そんなのどうでもいいのよ。」





店員に酒を頼み、座りながらそんな会話。





「お前ら見せつけんな。」





広斗がそう言い、頬杖をついた。





「ほんと、羨ましー。」





広斗の隣で同じく頬杖をつくお萩は




ホントに美人で、




なんとなくこの2人が
くっ付けばなー、なんて思った。





「見せつけてねぇし。」




「羨ましくとも何ともないでしょう。」




「雰囲気がラブラブなんだよな。」




「広斗さん、ホントソレ!」





お萩が真隣の広斗に向かって




勢いよく指を指しながら立ち上がると、




丁度良く頼んだお酒が運ばれてきた。









.

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作者名:PiG Bone | 作成日時:2017年10月24日 20時

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