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Hiroomi»»
ホテルにつき、それぞれ自分の部屋に戻った。
俺も貰ったカードキーの部屋に入るけど、
いつもメンバーが隣の部屋なのに、
今日はどうやら間に一部屋ある。
「あれ?臣隣じゃないんだ。」
隆二がコッチを見て言った。
「何でだろうな、いつもメンバーが隣なのに。」
「臣、間違ってない?」
「は?だってカードキーの部屋番号ここだし。」
「え?ホントだ。」
わざわざ俺のとこまで来て、隆二が確かめた。
「ま、違ったら言えばいいし。」
まぁ部屋のカードキー山野くんから貰ったから
違ったとき言いに行くのも山野くんなわけで。
山野くんのことだからやらかしてないことも無いな……
なんて思い、慌てて鍵を開け入る。
後ろから何故か隆二がついてきてる 笑
「うぃー、疲れたーあー?!」
「なにその変な声 笑」
笑う隆二よりも俺の目の前の人。
「なんで広斗くん?!」
「いや、臣くんと隆二くんこそなんで?
ココ、Aの部屋だよ。なんで鍵持ってんの?」
「いや、俺ココの部屋のカードキー渡されたんだけど。」
「嘘、俺の記憶が確かだと臣くん隣だよ。」
「えー、なになにヤバくない?」
「おいおい、山野ーーーー!」
思わず項垂れ、しゃがんだ。
荷物先に運ばれてるから取れねーじゃんよ。
「臣とりあえず立てよ 笑」
「うん……」
隆二の差し出した手を取り立つと、
隆二がそう言えば、と話を続ける。
「広斗くんは何でアイツの部屋いんの?」
「んー、あー、あれだよあれ、あのー、
カバンのデザイン見てもらおうと思って。」
いやいや、嘘くさすぎでしょ 笑
ホント、Aと広斗くん仲良いよなー。
嫉妬するわー……
「広斗くん慌てすぎだから 笑」
隆二がそう言い笑った時、
突然開いたのはユニットバスのある扉。
え……と言った声は俺の大好きな人の声。
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作者名:PiG Bone | 作成日時:2017年10月24日 20時