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@55 ページ6

私、なんであんなこと言ったんだろう。





別に言わなくてもいいことを。





思わずハァ、とため息をついたところで





「……朝食、ココでとって行ってイイかしら。」





と問うと一瞬で笑顔になり、





「構わねぇよ。」





そう、唇の左側にエクボを作ったまま言った登坂。





そのまま私の額にキスを落とした。





「すぐ作るから待ってて?」





そう言い頭をポンポンとして





登坂はキッチンへ行った。





「ホント、ムカつくヤツ……」





そう言いながら軽く化粧をしていると





脚の上にソウルがやってきた。





「時間がないから今日はダメよ。」





背中を撫でながら言うと、





ソウルは寂しそうにクゥーン、と鳴いた。





「Aソウル泣かせんなよ。」




「人聞きの悪い人ね。」




「てか朝飯出来たぞ。」




「はいはい、早く食べて出ていきますよ。」




「は、どうせ一緒だろ?一緒に行こうぜ。」




「何言ってるの。




私、リハの前にドラマの撮影あるのよ。」




「まじかよ、大変だなやっぱ。」




「そのうち減るけど。」




「は?」




「コレは怪我をする前に決まっていた仕事。




怪我をした後の仕事はこれからなのよ。




4分の1くらいは減るわ。」




「ふーん。でも俺らとのもあるし




あんま変わんねぇんだろ。」




「量自体はね。




中身の振り分けは結構違うわ。」




「やっぱカレンのせいで




モデルと女優の仕事減ったのか。」




「ええ。気持ち良い位に減ったわ。」




そう言うと静かに私を抱きしめ、




ゴメンと呟いた登坂。





「アナタのせいじゃないから……」





「アイツらは俺の仲間であって




それ以上の関係でもあるから。」





感動ね、その絆……





どうやったら壊れるかしら。





その時が楽しみだわ。









.

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yuki - 私ワルイコをアイシヨウとっても大好きで、いっつも新しい更新まだかなまだかなってまってるので頑張ってください! (2017年9月24日 21時) (レス) id: ae2b6bf5f7 (このIDを非表示/違反報告)
non - 初めから読ませていただきました!続きが気になる、、、笑 更新待ってます! (2017年8月30日 12時) (レス) id: 350cdb3361 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。移行おめでとうございます。これからどうなるか?気になります。ぶりっこはいまだに謝ってないみたいだね。 (2017年8月16日 22時) (レス) id: baaab4d872 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:PiG Bone | 作成日時:2017年8月16日 20時

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