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@93 ページ44

赤いヒールがカツカツと響く。





後ろを広臣が着いて来ているが、




私は気にせずどんどん進んでいく。





久々に来た、広斗の住むマンション。





ココの住人とも久々に顔を合わせる。





「久々だな、ガガちゃん。」





エレベーターに乗り込むと、続いて乗った広臣の後ろから




黒のタンクトップを着たタトゥーを沢山入れた男が入ってきた。





「あ、ドラさん。最近仕事どう?」




「百発百中だな。簡単なのばっかで詰まんねぇったらありゃしねぇ。」




「そう 笑 私もコレから消しに行くんだけど来る?」




「他の奴らから恨まれるから止めとくわ 笑」




「まぁ、多分簡単に片付くだろうけど。」




「そっか、じゃあまたなー、ガガちゃん。」





そう言い、ドラさんは降りて行った。





「ドラさんって何。てかガガちゃんって何。」




「あだ名みたいなモンよ。」





ドラさんこと桂木龍。何でドラさんかと言うと、




龍は英語でドラゴンで、長いからゴンを取ってドラさん。





それは置いといて、ココのマンションは珍しく屋上に入れる。





特に会話のないままその屋上に着き、エレベーターを降りた。





「じゃあココで待ってて。」




「おう。」




「後から呼ぶから。」





ドアを開けて中に入ると、




柵の方に広斗と立川カレンがいた。





「どうも、立川カレンさん。




どう?ココに来てみて。」




「どうって……キレイ、だけど。」




「私がココにいるワケ、知りたい?」





腕を組みながらそう言うと、ゆっくりと彼女は頷いた。





「その前に、俺の話だろ。」




「そうね、広斗お願い。」




「どういう、コトよ……」




「俺がさ、お前のコト本気で好きだと思ってるわけ?




もしそうならさー、その考え捨てたほうが良いわ。




俺がテメェ何かのコト好きなワケないじゃん?」




「そん、な……」




「ほんっとお前騙すの簡単だわ。




どうせ顔と上手さしか興味ねぇんだろ。」





絶望的なアナタの今の顔……





ホント好きよ……?笑









.

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yuki - 私ワルイコをアイシヨウとっても大好きで、いっつも新しい更新まだかなまだかなってまってるので頑張ってください! (2017年9月24日 21時) (レス) id: ae2b6bf5f7 (このIDを非表示/違反報告)
non - 初めから読ませていただきました!続きが気になる、、、笑 更新待ってます! (2017年8月30日 12時) (レス) id: 350cdb3361 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。移行おめでとうございます。これからどうなるか?気になります。ぶりっこはいまだに謝ってないみたいだね。 (2017年8月16日 22時) (レス) id: baaab4d872 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:PiG Bone | 作成日時:2017年8月16日 20時

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