登坂広臣、ヒロインしてます

Rryji × Omi × ( jsb ) れいか さんリク ページ15

Omi side






今日は三代目でとある撮影。

仕事が終わって楽屋で一服していると健ちゃんが近づいてきた。






「 臣ちゃん、このコーヒー好きやろ？あげる。 」

「 やったあ、さすが健二郎くん。ありがと 」

「 あ、コーヒーで思い出したんだけどさ、こないだ臣の好きそうなカフェ見つけたんだけど今から一緒にどう？」

「 ほんと？直人さんのオススメしてくれるお店ってどこも美味しいんですよね 」

「 ちょっと直人さん、俺結構前に直人さんに美味しい飯連れてってもらう約束してたはずなんですけど、臣が優先ですか？」

「 あー、すまん直己。笑 」

「 臣さんのことばっか甘やかしすぎですよ笑 」

「 やっぱ年下は可愛がっちゃうもんやねんて 」

「 とか言って、俺とガンちゃんは臣より年下なのに全部臣が最優先だもんね笑 」

「 エリーとガンちゃんは俺が甘やかしてあげるから 」

「 いや、俺ホントは臣さんは甘やかしてたいんですよね 」

「 わかる 」

「 えぇ、笑 」





そう、どうやら俺は三代目では甘やかされる立場にいるみたいなんだよね。


俺ってそんなに末っ子感強いっけ？


みんながわいわいと言い合いを続けてる中、そんなことを考えていたとき。





「 臣可愛いもんね。」

「 へ、？」

「 皆が甘やかしたくなるのも当然でしょ 」





声の主は見るまでもなく分かっているが、その台詞を言うには意外すぎる人物であるためみんなが一斉にその声の方向へと視線を向けた。

2→←作者

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す