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◎ ページ21
side：白
バスで寝てたのも、
時々顔ゆがめてたのも、
実は俺、ちゃんと気づいてるんだよ？
今だってちゃんと力が入ってなかった。
白｢…舘さん、好きです。舘さんのこと。
ガキだけど、舘さんのこと1番見てるし。
今だって舘さんより舘さんのことわかってるもん。｣
赤｢…それはないでしょ(笑)｣
へらっと笑う舘さん。
ホントに気づいてないの？
・
・
・
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白｢…あんまり鈍いと、
俺だって舘さんのこと襲っちゃうんだからね。｣
舘さんの体を抱き抱えてベッドに下ろす。
赤｢あ、ぇ、マジで言ってる？！｣
白｢…んもう、バカっ。｣
…こんな状況で襲えるわけ、無いじゃん。
白｢舘さん、熱あるの。自覚して！！｣
・
・
・
・
・
赤｢…へ？｣
白｢… はぁ〜！ホントに気づいてなかったの？！｣
こくんと頷く舘さんに、またまたびっくりした。
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作者名：翡翠
| 作成日時：2020年11月5日 0時
