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Introduction ページ1





 ──ああ、神様。私は何か悪いことをしてしまったのでしょうか。

 慎ましく真っ当に生きてきたつもりだったのに。







 私の人生最大の汚点は高校入試である。

 私立高校対策をする時間も惜しくて、滑り止めは一夜漬けでなんとかなる近所の学校にした。

 合格圏内も余裕だったし、塾の先生にもお墨付きをもらっていたのに。









 ──何度見ても自分の受験番号のない合格者一覧のボードを前に、私はただ呆然と立ち尽くすしかなかった。



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作者名:お抹茶みるく | 作成日時:2023年12月17日 17時

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