○君を笑顔に…(曲芸師) ページ14
荘園に来る前の話
曲芸師side
僕はノイジーサーカスで人気の曲芸師、マイク・モートン
今日もお客さんが沢山来て僕の芸を見ていた
僕はそんな客の顔を見るのが好きだ
笑った顔、驚いた顔、泣いてる顔…
そんな中、僕は観客席にいた1人の少女を見つけた
その子は、ジョーカーのショウを見ても、マルガレータのダンスを見ても、モウロさんの動物と共にやる芸をみても
無表情だった。
彼女は綺麗な顔をしている。まるでお人形さんみたいだ。
その、お人形さんが笑ったら、きっと綺麗だろう。
そう考えてから、行動は早かった
僕はショー終わりに彼女の元へ駆け寄り、話しかけてみた
マイク「ねえ、僕達のショーは面白くないの？」
「…面白いけど……」
マイク「…なら、どうして表情ひとつも変えてないの？」
「…別に……」
そう言い、去っていこうとした
マイク「ねえ！！明日もここに来てよ！！！僕は、待ってるから！！」
「………」
彼女は何も言わず帰っていった
次の日、彼女は来ていた
新技や人間には出来なさそうな技も繰り出したがやはり、表情ひとつも変えてない。
僕の目標はいつの間にか彼女の表情を変えることであった
そして、あの日がやって来てしまった。
僕は彼女の表情の変え方を彼女に聞いていた
マイク「ねーえ、どうやったら笑うの〜？」
「……笑うも何も…私は…」
『うわぁぁぁ！！！！！？！』
「「！？」」
彼女は一目散に声の方へ向かった
マイク「…あっ、まっ…！！！」
…彼女の名前を呼び、引き止めようとしたが
僕は彼女の名前を聞いてないじゃないか
彼女は聞く耳持たず、ただひたすらに走っていった
マイク「…は」
僕は遅れてやってきたが、もう遅かった。
サーカスが大炎上している。
中には客や友人、先輩…そして、バーナードもいた
マイク「…皆！！！！！！」
僕は我を忘れ、炎を中に入ろうとしたが遅かった。
サーカスは崩れてしまった
僕は『家』を無くした。大切な人達も亡くした。
なのに、涙がひとつも出なかった
ふらふらとサーカスの周りを歩いていると、そこには彼女がいた
マイク「…君！！」
「……また、救えなかった……」
マイク「え…？」
「私の仲間が行方不明になる前…私は何も出来なかった……出来ない私を…変えたかった…」
でも、変えられなかった。
すごい微妙ですが字数関係で次行きます
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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ゆにゃ(プロフ) - ありあんこさん» リクエストに応えて頂き有難うございます!!とてもよかったです!またリクエストする時あれば、お願いします！ (2019年12月15日 12時) (
レス) id: f90955ba8c (このIDを非表示/違反報告)
ありあんこ(プロフ) - 瑠璃＆リィルさん» わー！ありがとうございます！！一応小説から、と書いてくれれば助かります！ (2019年12月15日 10時) (レス) id: 0d5e31a51b (このIDを非表示/違反報告)
ありあんこ(プロフ) - りんごさんさん» わー嬉しい！！あーもういっぱい書きます！(決断が早い)頑張ります！ありがとうございます！！ (2019年12月15日 10時) (レス) id: 0d5e31a51b (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃＆リィル(プロフ) - 第五人格交換しましょ！ 申請させて頂きます！ (2019年12月15日 8時) (レス) id: abf8076506 (このIDを非表示/違反報告)
りんごさん - とても面白いです！！！ヤンデレ私も大好きです！(( いっぱい書いて欲しいな！() 無理はしないで頑張ってください！応援してます！ (2019年12月15日 0時) (レス) id: af9200fc99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありあんこ | 作成日時：2019年12月8日 0時
