検索窓
今日:7 hit、昨日:0 hit、合計:40,502 hit

5.4 ページ16

「私さ、冨岡先生____いや、義勇のこと好きなんだよね。告ろうと思っててさ。」




『………え?』




とんでもないことを言われた気がする。



「アンタさ、記憶ほぼ無いんでしょ?


私はバリクソあるんね。


この差分かる?オーケイ?」


『…ええ』


「で、それに加え美人で秀才、マジで最高じゃない?」


『…そうですね。』




「 あっちは記憶あるみたいだけどさ、どうせいつかアンタが思い出さなきゃいいわけじゃん。



義勇は失恋して、そこに私が現れて付き合っちゃえば、それでいいと思うんだよね?」


『…そうですか。』



「まあさ、とりあえずさ。





私のために、死んでほしくって。」



『…わからない、どうしてそうなりました?』


「追い詰められて自分から身を投げたって事にしといてあげるからさ、ね?」


ぐいぐいと背中を押され、手摺から体が乗り出していく。


『やめて…くださ、』



「じゃあね〜」


どん、と押され、落ちていく。


『え…い、やああああああああああ!!!!!!』


「いやぁああーー!!!Aちゃあああん!!!」


眼鏡が顔を離れ、さらにリボンで纏めたはずのみつあみはほどけて、ふわふわと舞っていた。



地面に落ちるまでの数秒間は、すごくスローモーションに感じた。





強く、強く、目を閉じた。



そして、全身に走った衝撃。



それと同時に私は意識を失った。

7.冨岡義勇の衝撃→←5.3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
85人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 冨岡義勇   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

しろみぃ(プロフ) - 澪凪さん» あぁーーー!!!!!久しぶりぃ!!!!ほんっとごめん完全に忘れ去ってた……………マジで土下座する……更新するねさねみんの頑張るよ……… (2021年12月31日 21時) (レス) id: 02d7799d85 (このIDを非表示/違反報告)
澪凪(プロフ) - みい久しぶり〜!年末に読み返してた笑 やっぱりみいの文章好きだな〜!実弥のも続き待ってるね!! (2021年12月31日 3時) (レス) @page38 id: 917aafc07f (このIDを非表示/違反報告)
ぶどう - 完結おめでとうございます!!とても面白かったです(≧▽≦) (2021年6月9日 6時) (レス) id: 87d010c47c (このIDを非表示/違反報告)
ぱるすた(プロフ) - ななが失敗作ですか!!良い作品っしょ!! (2020年10月23日 18時) (レス) id: 9d6ba54971 (このIDを非表示/違反報告)
しろみぃ* - あげは?さん» そうですねぇwやっちゃいますか...w←犬吠埼:は?ないしそんなの!この私がそんな目にあうとかホントにないし(ry (2020年9月16日 21時) (レス) id: 8058ce97ec (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しろみぃ* | 作成日時:2020年9月5日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。