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『最後、将吾さんお願いします。』
将「なんか、Aさんのメイク、久しぶり。」
『たしかに、言われてみれば。』
将「どう？気持ちは変わった？」
『いや、、迷ってはいます。
ただ、この気持ちを持ったままじゃ続けられません。
でも簡単に消せるものでもないので、、』
将「京介を傷つけないために、自分を傷つけてほしくはないな。
Aさんの気持ちもよくわかるけどね。
自分の気持ちに正直に、よく考えなよ。」
『っ、はい。ほんと、いつもありがとうございます。』
将「よっしゃ！じゃあ、頑張って来ます！」
『はい、応援してます。』
そして、目まぐるしくもあっという間に、INIのアリーナツアー、ファイナルは幕を閉じた。
「「「お疲れ様でした」」」
アンコールを終えたINIが楽屋へ戻ってくる。
今日は、京介さんとは話さなかったな。
でももう、これでいいんだ。
もう私の出番は終わったんだ。
集合写真を撮るINIを背に、メイク室の片付けをしに行く。
『はぁ、』
気が抜けたのか、どっと疲れが来る。
？「2日間、お疲れ様でした、ありがとうございました。」
『あ、佐々木さん。お疲れ様です。
こちらこそ、ありがとうございました。』
佐「僕も、片付けします。」
『あ、はい。じゃあ、一緒にやりましょう。』
佐「これ、どこですか？」
『あ、それは会場の備品なので、こっちです。」
と、メイク室の奥にある倉庫へ入った。
『ここに、置いておけば大丈夫だと思います。』
佐「ねえ、Aさん、」
(バタン)
突然閉められた倉庫の扉。外に声は聞こえないほど、頑丈な扉。
『は、い、』
佐「これ、なんですか。」
『っ、、、なんで、それを』
彼が見せてきた携帯には、私と、京介さんの写真。
京介さんが、私の頬に手を添えている写真。
昨日の、メイク中の出来事だ。
佐「だから言ったじゃないですか、昨日見ちゃったんだって。
お二人で何してたんですか？」
『佐々木さんが思ってるような事は、何も。』
佐「ふーん、嘘つくんだ。証拠あるのに？
この写真どうしよっかな、文春にでも売ったらどうなっちゃうかね、藤牧さん。」
そんなこと、絶対にダメ。
京介さんの、INIの皆さんの努力が一瞬にして台無しになる。
『それだけは辞めて下さい、何でも、するので。』
佐「ふーん、" 何でも " ね。」
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お・まんじゅう(プロフ) - いかだべーすけさん» いかだべーすけさん！密かにコメントお待ちしておりました！見つけてくださり、ありがとうございました！🤍 (3月28日 14時) (
レス) id: a4159b80a0 (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - お話最後まで読ませていただきました！とっても感動したし、最後の匠海だけが分かったないところまでもセットでとても最高のお話でした！！これからも他の作品楽しみにしています！！完結おめでとうございました！ (3月28日 10時) (レス) @page50 id: 14bd883afb (このIDを非表示/違反報告)
ena(プロフ) - てんさい？ (3月25日 4時) (レス) @page50 id: 2b2318d199 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 最高でした！京ちゃんはもちろんたじの優しさにもやられました（ ; ; ）たじのお話読みたいです！ (3月16日 7時) (レス) id: 3c56a6a234 (このIDを非表示/違反報告)
オリゴ糖(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました！！たじmainのお話も見てみたいです (3月16日 1時) (レス) @page50 id: 03f5e14907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お・まんじゅう | 作成日時：2024年2月23日 18時
