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ス「じゃあ、着替えてヘアメイクはじめましょう」
最終のリハーサルを終え、いよいよ本番。
メンバーひとりひとり、それぞれのルーティンがあって、
収録や撮影のメイク中の空気とは、全く違う。
音楽を聴く人、本を読む人、リハーサルの映像を確認する人。
威尊さんは音楽を聴くタイプで、メイク中は何も話さない。
『威尊さん、終わりました。』
威「Aちゃんのメイクはやっぱ気合いはいるわ〜」
『今までで1番カッコよく仕上がりました。』
威「頑張っちゃうよ〜！ありがとうな！」
『はい、応援してます。』
威「このドーム終わったら、辞めちゃうみたいな噂聞いてん。
俺は一緒に仕事したいけどな。じゃあ行ってきます！」
威尊さんまで。嬉しかった。
迅さんはめちゃくちゃ話すタイプ。だけどほとんどメンバーの話。
迅「うわー！めちゃくちゃ良い！ありがとう！」
『迅さんメイクするといつも嬉しそうで、私も嬉しかったです。」
迅「だって本当だもん！
最後のお別れは嫌だけど、最後かもしれないけど、言っておく。
3ヶ月ありがとう。Aちゃんのメイク世界一だったよ！
またメイクしてもらえるって信じてるからねー！」
『こちらこそ、ありがとうございました。
迅さんに支えてもらって、たくさん元気貰っていました。
迅さんも世界一ですよ。』
"そんな事言われたら恥ずかしいからもう行く〜" と、メイク室を出て行った迅さん。
『次、京介さんお願いします。』
京「はーい」
いつもは片耳イヤホンだけど、今日は付けていない。
忘れたのかな？それともライブ前は付けないのかな。
その代わり？なのか、なぜか感じる、視線。
『なんでしょうか、、』
京「んー？別に」
『そんな見られると、上手くできないです、』
京「あんたにメイクしてもらうの今日で最後らしいから、
目に焼き付けておこうと思って。」
『何のためにですか、笑 まあ良いですけど。
リップ塗りますね。』
近くなる距離。何度も塗っているはずなのに。
今日はなんだか、いつもより緊張してしまう。
京介さんの、石鹸のような優しい香りが、京介さんの瞳から感じる視線が、私の鼓動を早める。
メイク室には、誰もいない。
いまは京介さんのことしか、考えられない。
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お・まんじゅう(プロフ) - いかだべーすけさん» いかだべーすけさん！密かにコメントお待ちしておりました！見つけてくださり、ありがとうございました！🤍 (3月28日 14時) (
レス) id: a4159b80a0 (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - お話最後まで読ませていただきました！とっても感動したし、最後の匠海だけが分かったないところまでもセットでとても最高のお話でした！！これからも他の作品楽しみにしています！！完結おめでとうございました！ (3月28日 10時) (レス) @page50 id: 14bd883afb (このIDを非表示/違反報告)
ena(プロフ) - てんさい？ (3月25日 4時) (レス) @page50 id: 2b2318d199 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 最高でした！京ちゃんはもちろんたじの優しさにもやられました（ ; ; ）たじのお話読みたいです！ (3月16日 7時) (レス) id: 3c56a6a234 (このIDを非表示/違反報告)
オリゴ糖(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました！！たじmainのお話も見てみたいです (3月16日 1時) (レス) @page50 id: 03f5e14907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お・まんじゅう | 作成日時：2024年2月23日 18時
