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それからというもの、、
『京介さん、今日のヘアメイク、』
京「横井さんメイクお願いします」
『京介さん、お話が、』
京「いま無理」
『京介さん、この後空いてますか、』
京「匠海、焼肉いくぞ。」
避けられている、絶対に。
彼の態度は初めて会った時に戻ってしまった。
迅「Aちゃん、京ちゃんとなんかあった?」
とある撮影での迅さんのメイク中に突然飛んできた質問。
『無いって言ったら嘘になりますかね、』
迅「聞かせてよ。俺歳近いんだし!!』
それが関係あるかはわからないけど、この部屋には私と迅さん
しかいない。相談してみることにした。
『... なんてことがありました。』
京介さんが好きということ、将吾さんから気持ちを伝えられたことは言わず、ただ勘違いをされている事を話した。
迅「なるほど、、で、Aちゃんは京ちゃんが好きと。」
『ん?、言いました?そんなこと』
迅「いや、話の流れ的にそうでしょうよ!!」
やっぱ、彼には敵わない。
『絶対、絶対誰にも言わないでください、
すみません、嫌ですよね、こんなメイクさん、』
迅「いや?別にいいと思うけどね。
にしても京ちゃんもわかりやすいな、」
『え?』
迅「あー、いやこっちの話。」
『?、そう、ですか。あ、メイク、終わりました。』
迅「うっわ、やっぱAちゃん天才。ありがとう!
どうせ、お試し期間終わったら辞めようとか思ってるんでしょ。
俺はAちゃんが京ちゃんを好きだろうが、好きじゃなかろうが、専属のメイクさんになって欲しいと思ってる。
それくらい、Aちゃんはもう彼らにとって必要な存在になってるからね。」
ほんとに一個上か、と思うほど、優しい言葉。
真っ直ぐ伝えてくれたのが嬉しくて、涙が出てきてしまった。
迅「え、泣いてる?」
『、っ、泣いてないです、』
迅「ええごめんて〜!笑
まあ、Aちゃんが後悔しない選択をしなよ?
応援してるから。」
『はい、ありがとうございます。』
可愛い顔で戻ってきてよ〜と、近くに置いてあった箱ティッシュを私に押し付け、迅さんはメイク室を出て行った。
やっぱり迅さんは、世界一。
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松田迅めちゃくちゃいい男で草(書いたの自分)
評価、コメントたくさん本当にありがとうございます!♡
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お・まんじゅう(プロフ) - いかだべーすけさん» いかだべーすけさん!密かにコメントお待ちしておりました!見つけてくださり、ありがとうございました!🤍 (3月28日 14時) (レス) id: a4159b80a0 (このIDを非表示/違反報告)
いかだべーすけ - お話最後まで読ませていただきました!とっても感動したし、最後の匠海だけが分かったないところまでもセットでとても最高のお話でした!!これからも他の作品楽しみにしています!!完結おめでとうございました! (3月28日 10時) (レス) @page50 id: 14bd883afb (このIDを非表示/違反報告)
ena(プロフ) - てんさい? (3月25日 4時) (レス) @page50 id: 2b2318d199 (このIDを非表示/違反報告)
あむ(プロフ) - 最高でした!京ちゃんはもちろんたじの優しさにもやられました( ; ; )たじのお話読みたいです! (3月16日 7時) (レス) id: 3c56a6a234 (このIDを非表示/違反報告)
オリゴ糖(プロフ) - 素敵な作品をありがとうございました!!たじmainのお話も見てみたいです (3月16日 1時) (レス) @page50 id: 03f5e14907 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お・まんじゅう | 作成日時:2024年2月23日 18時