花の都の真ん中で第7幕 (ページ48)

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男だらけの夜（Ys31目線）ページ48

えー、皆様こんばんは。

本日の幹事を務めさせて頂いております、山崎晃大朗でございます。

皆様、何卒宜しくお願い申し上げます。

さてさて。

お酒も進み、次々と肉が運ばれて来ている。

18「Aも来りゃ良かったけんどなぁ」

普段はクールであろう翔太は、訛り丸出しで陽気に喋っている。

方言男子の破壊力、ほんまに恐るべしやわ。

そして、樹理はというと…

「Aちゃ〜ん…今どこにおるん…？」

普段はちゃん付けなんてしないのに、お酒が入ると子供のように甘えた声を出し、愛する彼女の名前を呼んでいる。

酔っててもそれだけはちゃんと覚えてるなんて、どんだけ大好きやねん。

18「まこち…どんだけ大好きなんちゃ(本当に…どんだけ大好きなんだよ)笑」

「俺はなぁ…ただ心配でたまらないんや…」

18「あいつの事だから、きっと大丈夫だぞ…笑」

樹理の肩を、翔太がポンと叩いて慰める。

二人はかつて、恋のライバル同士だった。

それが今は、驚くほど和やかに打ち解けている。

男の友情、なんか胸が熱くなるなぁ…笑

Ys31「まだまだ時間あるし、みんなどんどん食おうや！」

18「いぇーい！」

「A…あったかくして寝るんやでぇ…」

男だらけの宴、まだまだ続きまっせ。