久々の集合（Ys16目線） ページ46
今日は、待ちに待った同級生会。
でも、Aはいない、男子だけの飲み会。
むさ苦しいけど、それがまた楽しかったりする。
…そや、こないだ買ったリングも着けてくか。
ジュエリーケースを開け、左手の薬指にブラックゴールドのリングをはめる。
近い将来、これがプラチナに変わるんかな…
…って、一体何を考えとるんや！
カッカと火照る頬をどうにか鎮めて、集合場所へ向かった。
今回の会場は、ちょっとだけお高い感じの焼肉屋。
入口の扉を開けると、翔太がいた。
ちょうど、到着したばかりだったらしい。
18「お疲れ、樹理！」
「おぅ、翔太もお疲れさん！」
18「さっき晃大朗から連絡来て、猛ダッシュで向かってるって笑」
「あいつらしいわな、幹事なのに笑」
Ys31「はいはい、おまっとさん！」
扉が勢いよく開き、幹事のご登場。
店員さんに案内され、一番奥の個室へ。
聞けば、この店は各界の著名人も多く訪れるといい、トイレに行く時は勿論、お会計を済ませるまで、他のお客さんと極力接触しないよう、最大限配慮して下さっているのだそう。
当たり前やけど、注文は全て専用のタブレットから行う。
ここまで完璧な動線、いい意味で恐ろしいわ…
18「晃大朗のリサーチ能力、どうなってんだよ笑」
Ys31「ん〜…まぁ、企業秘密って事で！笑」
「何やそれ！笑」
18「恐れ入りました笑」
Ys31「さっ、とりあえず飲み物頼まんと！」
「それもそうやな！」
各自、飲みたい物を発注。
さぁて…今夜は、どんな話が出来るやろ？
今から、ワクワクしてきたわ！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 75人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロ野球」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆみぃ | 作成日時：2019年12月30日 2時
