ふわり(L8目線) ページ4
ホークスとのオープン戦。
ウォーミングアップを済ませると、外野の方でAちゃんがランニングをしていたので、呼んでみた。
L8「Aちゃ〜ん、ヤッホ〜♪」
『げぇ、ネコさんだ!』
俺に呼ばれたと気付き、ダッシュで逃げるAちゃん。
しかも、ギータさんの後ろとか、近付けないやんけ。
L8「いきなり“げぇ”は、失礼やろ!」
『ギータさん、ネコさんがいじめるんです!笑』
いじめるって…人聞きの悪い事を!笑
9「侑司、俺達の可愛い妹に何か用か?笑」
めっちゃ笑顔のギータさん。
でも、凄い威圧感。
L8「ちょっと、話がしたかっただけなのに!笑」
9「仕方ないけぇ、分かった。
A、侑司に何かされたら、すぐ呼べよ笑」
『はーい!笑』
やっと許可を頂き、Aちゃんと話せる事に。
しかし、“何かされたら”って…
やっぱり、ギータさん怖い。
L8「ギータさんって、いつもあんな感じなん?」
『はい、凄く過保護になります笑』
L8「ボディガードみたいやった笑」
『チームで一二を争う、ムキムキですからね笑』
「俺だったら、パンチ一発で吹っ飛ばされるわ笑」
『あはは!笑』
L8「なぁ、もし良かったら、一緒に写真取ってくれへん?
こんな機会、なかなか無いからなぁ」
『良いですよ、撮りましょう!』
携帯を取り出し、近くにいたスタッフさんに、写真を撮ってもらった。
Aちゃん、ほんまに色白で、可愛らしいなぁ…
L8「俺も、なかなか男前やん笑」
『ギータさんには、及びませんけどね笑』
L8「なぬぅ〜!笑
でも、ほんまにありがとうな!」
やっぱり、ギータさんは次元が違う。
『どういたしまして!』
キャッチボールに戻った、Aちゃん。
去り際に、ふわり、といい匂いがした。
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作者名:ゆみぃ | 作成日時:2019年3月24日 22時