花の都の真ん中で 第4幕

仲間 ページ16

Ys31「なぁA、折角やから連絡先交換せえへん？」

『勿論、喜んで！』



晃大朗と、LINEを交換。

同い年の選手は、翔太と樹理しか登録してなかったから、何だか嬉しい。

すると、翔太からこんな提案が。



18「ねぇ、どうせならこの4人でグループ作らない？
そうしておけば、集まりたい時に、すぐ出欠取れるし」



『翔太、ナイスアイデア！』

「面白いグループ名、付けようや笑」

Ys31「ホークスと、スワローズやからなぁ…」

『あと、ここのメンバー、全員93年生まれでしょ？』

「確かにそうや！」

18「あっ、良さげなの思い付いた！」



携帯を取り出し、文字を打っていく翔太。



18「出来た、これでどう？」

画面を見せてくれた。



93年たか組&つばめ組



18「全部漢字だと堅苦しいから、平仮名にしてみた笑」

「小学校とかのクラス分けみたいで、可愛いなぁ笑」

Ys31「翔太、ほんまにセンスの塊やな笑」

『一発で気に入った笑』

18「良し、じゃあこれで決まり！笑」



チームは違っても、大切な仲間。



恋は勿論、友情も素敵だなぁと思った、そんな夜。

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