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ランチタイム（Ys42目線） ページ5
お昼休憩。
Aちゃんと樹理、武田君、そして明央と同じテーブルになった。
幸せそうに、生姜焼きを頬張るAちゃん。
それを見た武田君は、ハムスターと言ってイジる。
明央曰く、二人の掛け合いは、ホークスの名物らしい。
関西人として、俺らも負けてられへんな。笑
ふと横を見ると、樹理がAちゃんに耳打ちしとる。
『えええ〜！？』
絶叫して、赤面するAちゃん。
何があったんやろ？
みんなが一斉に、彼女の方を見る。
『あっ、すいません…』
消え入るような声で言った後、彼女は俯く。
同時に、樹理も真っ赤になって、照れくさそうにしとる。
Ys30「何があったんすかね？」
Ys42「何やろなぁ…まぁ、知ってたとしても、俺の口からは教えられんなぁ」
Ys30「えっ、グッチさん何か知ってるんすか！？
めっちゃ気になる〜！」
Ys42「せやから、知ってたとしても、教えられんよ」
二人が付き合っとる事を、ここにいるみんなには言えん。
ただでさえ、注目されとる二人やし、もし公表したら、色んな奴らが押し掛けて来るのは確実。
何より、野球に集中出来なくなったら大変や。
近いうちに、二人が話すのを待てばええ。
そのタイミングが、今じゃないだけや。
樹理とAちゃん、何があっても応援しとるからな！
野球も恋愛も、全力で楽しむんやで！！
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作者名：ゆみぃ | 作成日時：2019年2月15日 20時
