12月20日 ページ9
your side
12月20日
今日からNakamuの家で一緒に暮らし始める。
彼の家は2人で住むのに丁度いい広さだったから、新しい家は借りずに住むことにした。
……その方が彼も新しく覚えることが少なくて済むんじゃないか、という話もした。
Nakamuは一瞬少しだけ悲しそうな目をした後に、「いいよ、そうしよう」と笑顔で返事をした。
リビングには来たことがあったけど、それ以外の部屋にはまだ入ったことがなく、私からしたら新居同然でとても緊張した。
「Aの部屋はここね」と言われて入った部屋は、正面に窓がある東向きの部屋だった。隣は彼の部屋で、間取りは似ていたが窓が左手にある。
部屋の案内が終わり、彼は昼食の準備、私は部屋で荷物の片付けを始めた。
片付けが終わり、部屋に置いてあるベッドに腰掛けて、空を眺めた。
ふと、ふわりと彼の匂いがした。
布団からする香りは彼の使う洗剤の香りだった。
思わず布団に顔をうずめる…………
その時彼が部屋に入ってきて、布団に顔をうずめている私を見て、少し赤くなりながら、「昼ごはん………準備できたから……一緒に食べよう」と言った。
私も彼の熱が伝播したかのように顔が赤くなった。
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ルア - 琥珀さん» いえいえ！全然大丈夫ですよ！りょうかいです！笑 (2022年8月4日 10時) (
レス) id: 360678e429 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀(プロフ) - ルアさん» 古の作品まで読んでいただいてありがとうございます…!笑すみません、収拾がつかなくなってしまったので今のところ更新の予定は無いです…＞＜ (2022年8月3日 22時) (レス) id: a1fbf8f7d1 (このIDを非表示/違反報告)
ルア - こちらも読んで日記を通じて彼が忘れていってしまうのがとても切なく書かれているのがすごい好きです。こちらはもう続きはないのでしょうか？いつか書きたいなと思った時に書いてくれるととても嬉しいです！ (2022年8月3日 19時) (レス) @page20 id: 360678e429 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琥珀 | 作成日時：2020年10月17日 11時
