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Aside

自分は、感情のある人間だとか思ってけど、実際はない人間だった。

『...』

真衣「許してもらおうなんて思ってない...ただ、これだけは分かって欲し『分かった。』

すると真衣は顔を上げて顔をハッとした。

落ち込むような、一人ずっと孤独な感じ...

今なら、その気持ちが分かるような気がする。

本当は自分も、そう強く思っていなくても、ひっそりと心のどこかでは思ったいたかも知れない。

“愛されてみたい”と...

真衣「...」

『分かったから...もういいから、一緒に帰ろう。』

真衣side

許してくれるなんて思ってもない。

こんな事が許されるわけない。

でも、これだけは分かって欲しかった...



“ごめんなさい”って、このたった六文字の言葉、この気持ちを分かって欲しかった...

けど、言葉を遮られちゃった...『分かった。』って。

分かってない、聞く耳すら持ってもらえないと...


けれどAは、

『一緒に帰ろう』って優しく、少し悲しそうに笑って...

私に、同情して言ってくれたの...

真衣「本当にごめんなさいッ...!私はッ、私が馬鹿だったの!人としてしちゃいけない事をした!!自分の自己満足のために、人を踏みにじってまで...!」

『頑張ったよ、真衣は...だからもう、泣かなくていい。ずっと苦しくて、辛くて寂しくて...
私もね、きっと心のどっかでは思ってたかも知れないんだ。

“誰かにいつか、愛されてみたい”って。

けど、自分は無愛想だから他の柱にも愛想を尽かされて当然。

だけど自分のそう言う所は、しょうがないじゃん?

でも真衣はちゃんと愛想のある子だし、途中で“人としてやってはいけない事”に自分で気付けたんだから。』




その後、自分は少し涙がツーっと溢れ真衣はまた声を上げて泣いた。

少しでも相手落ち着くように、左手で真衣を抱いて、右手で頭をポンポン優しく叩いた。

真衣は抱きついてきて泣くものだから、動くのに少々時間が掛かったけど、本当の自分に出会えた気がした。

本当は自分も真衣と一緒だったんじゃないかって、そう思った。



あ...

ごめん、時透。

時透「...」

時透は私たちをずーっと眺めていた。

もう良いんじゃないかと、そう言わんばかりの表情だった。

『なんか、ごめん...』

時透「うん...」

真衣「あっ...なんか私のせいで、気不味い雰囲気させてごめん...」

時透「...」

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ラムネ - ヨッシー2号さん» 頑張って今日は後編まで出しますw (2020年3月2日 14時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー2号 - 続きッ!続きをッ!くださいッ! (2020年3月2日 13時) (レス) id: 068bdbacd4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - らい太郎さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年2月29日 13時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
らい太郎(プロフ) - 真衣ちゃァァん!私真衣ちゃんみたいなキャラ?悪女からいい子に、見たいなキャラが好きで、ほんと!ありがとうございます!←最新頑張ってください! (2020年2月28日 23時) (レス) id: 61d99012e6 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - マドレーヌさん» すみません、悪女の苗字を変更しました! (2020年2月27日 22時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ラムネ | 作成日時:2020年1月5日 23時

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