柱 ページ29
善逸「何が“お前さえ居なけりゃ、私は幸せだったのに”だよ...お前の勝手な解釈やくだらない嫉妬で、Aがどれだけ打ちのめされたか分かってるのか!?
それに柱も柱だ!!何でAを信じなかったんですか!?
何の根拠も証拠も無いのに...アンタら最低だな!?」
柱「...」
真衣を信じていた柱は黙った。
その後数秒間だけ、何もない、誰も喋らなかった。
『善逸良いよ、安心して...鬼殺隊を抜けるつもりだから。』
冨岡・時透「!?」
炭治郎・善逸「え!?」
伊ノ助「何んだとぉ!?」
柱「!!」
『だって、もし今後鬼殺隊を続けるとしても、こんな奴らと仲良くするつもりはないし、むしろ関わりたくもない。』
炭治郎「A...」
炭治郎には悪いけど、私は早くここから消えたい。
もう何もかもが嫌になった。
だからかさ?...最後に笑顔で“これ”だけは言わせて?
『だけど、私がいなくなってもアンタ達の大好きな真衣が居るから文句ないんじゃない?』
胡蝶「ッ...」
蟲柱はハッとし、気まずいのか、今の私が憎いのか分からないが、下を向いて眉間にシワを寄せた。
だけど自分は嫌われてても、別におかしくないと思っていた。
いつも、何をするにも無愛想で何も言わない。
笑ったりもしなければ、恥ずかしがったり泣いたりもした事がなかった。
『鬼の首が切れない剣士。いや、剣士と呼べるの変わらない“その剣士”と何がしたいのか全く分からない無能剣士でお似合いだと思うよ。後、無能剣士を信じた馬鹿柱達で仲良くやればどうですか?
私はそれで良いですよ、どうでも良いんで。』
冨岡「待て、柱を辞めたら『戦力が減っても知りません。知ったこっちゃない。冨岡さんと時透、三人には悪いけど鬼殺隊を抜けるよ...
ここには元々、居てはいけない場所だったんだよ。
師範のために...柱になってここへ来てみれば、まぁ案の定、偽善者の集まり。
何が人を守りたいだ?何が家族の、兄弟の仇を打ちたいだ?良くもまぁそんなのが語れるもんだよ。』
胡蝶「ッ!貴女なんかに私たちの姉や兄弟、家族を殺された気持ちが分かるんですか!?」
『分からない。分からないよ、殺された事がないから...でも、もし私じゃない他の誰かが“今の私”と同じ立場だったら“きっと自害”してる。
人殺しをする鬼とこんな下らない事をして他人の命を奪おうとするお前ら...やってる事が全く変わんない!』
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ラムネ - ヨッシー2号さん» 頑張って今日は後編まで出しますw (2020年3月2日 14時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー2号 - 続きッ!続きをッ!くださいッ! (2020年3月2日 13時) (レス) id: 068bdbacd4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - らい太郎さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年2月29日 13時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
らい太郎(プロフ) - 真衣ちゃァァん!私真衣ちゃんみたいなキャラ?悪女からいい子に、見たいなキャラが好きで、ほんと!ありがとうございます!←最新頑張ってください! (2020年2月28日 23時) (レス) id: 61d99012e6 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - マドレーヌさん» すみません、悪女の苗字を変更しました! (2020年2月27日 22時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラムネ | 作成日時:2020年1月5日 23時