は? ページ40
真衣の言葉にその場にいた自分以外が目を向けた。
それはそうだ。真衣を裏切り者として見ている柱や初対面の二人からしては、急に何だと思うだろう。
にしてもだ。
今がどう言う状況か分からない。
胡蝶「それより、楓さんは蝶屋敷へ!」
楓「あ...ありがとうございます...」
胡蝶「いいえ。それより、貴女は助かりますから蝶屋敷まで頑張って下さいね!」
本当に滑稽。
不死川「おい、こんな事してお前ぇは何がしてぇんだ!?」
そして私たちを無視して、また何かを始めた。
唯愛「もう良いの!早く私を殺しなさいよ!!」
!?
すると風柱はニヤリとして、日輪刀を抜いた。
不死川「そうかぁ。じゃあお望み通りにしてやんよぉ!!」
最後、不死川に斬られる直前に、唯愛は何かボソッと言った。
唯愛「神様。今度生まれ変わった時には、良い人たちに出会いたいです...」
や、
『止めろ不死川!!』
私が呼び捨てしたことに苛ついたのか、手を止めた。
助かった...
不死川「あぁ...!?何だお前、鬼殺隊の人間じゃねぇー奴は関係無ぇだろ!」
『あ?関係無いだと?』
真衣「貴女はこっちよ。」
唯愛「え...?」
私が風柱と話している間、真衣は唯愛を安全な場所にやった。
『冨岡さんと時透、どうしてこうなったのか教えて。』
時透「僕が説明するよ。さっき____
で、今の状況にまでなった。」
『へぇ...そこの唯愛さん。』
唯愛「...」
『その話、本当?』
真衣「はい...本当です。」
『何で刺したの?』
真衣「アイツが...やっぱり言えません。」
『...』
言えない...“さっきから怯えていた、動揺していた”。
時透の観察力が高くて助かった。
唯愛さんの動作や言葉の発し方から、何かから命令されてこんな事をした。
そう来ると、『言わないと、貴女を拷問しますよ?』
柱「は?」
時透・冨岡「!?」
真衣「ちょっと何言ってるのよ姉さん!?」
宇髄「姉さん?」
『だって言わないと何も分からない。』
甘露寺「でも、だからって...」
『良いんですか?私みたいな人を増やしても?』
柱「...」
『もしかしたら唯愛さん、免罪かも知れませんよ?』
宇髄・伊黒「!?」
煉獄「それは本当か!?」
『本当か?それを言う前に何でおかしいと思わなかったの?時透と冨岡さんはとうに気付いていたのに、何で貴方達は気付かなかったの?』
1050人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラムネ - ヨッシー2号さん» 頑張って今日は後編まで出しますw (2020年3月2日 14時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
ヨッシー2号 - 続きッ!続きをッ!くださいッ! (2020年3月2日 13時) (レス) id: 068bdbacd4 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - らい太郎さん» ありがとうございます!更新頑張ります! (2020年2月29日 13時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
らい太郎(プロフ) - 真衣ちゃァァん!私真衣ちゃんみたいなキャラ?悪女からいい子に、見たいなキャラが好きで、ほんと!ありがとうございます!←最新頑張ってください! (2020年2月28日 23時) (レス) id: 61d99012e6 (このIDを非表示/違反報告)
ラムネ - マドレーヌさん» すみません、悪女の苗字を変更しました! (2020年2月27日 22時) (レス) id: 1a10dbe1cb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ラムネ | 作成日時:2020年1月5日 23時