予想外 ページ8
『え?』
降谷「いや、深い意味は無いが……
手のかかる子ほど可愛いって言うだろ?
簡単に言えばAに興味が湧いたな。」
(今サラッと私の名前呼んだな。
……ってかそうじゃなくて!!
私に興味あったんだ。
まぁ、捉え方によっては実験台のモルモットのような感じかもしれないけど。
でも、隣に座ってるのが私じゃなくて世の女性たちなら絶対落とされるだろうなぁ)
『降谷さんは私の事、ただ単にうるさいメス猫野郎って捉えてるかと思ってた。』
降谷「まったく君は僕のことをどう思ってるんだ……」
『私は降谷さんのこと、無茶な要求ばかりする二重人格男だと、最初は思ってたけどそうじゃないみたい。』
降谷「だから僕への偏見どうなってるんだ?」
『私は降谷さんの内面の1%……もしくはそれ未満しかまだ分からないけど、
優しい人なぐらい分かる。』
そこまで馬鹿じゃないんで。
そう一言付け足して降谷さんの目を見た。
降谷「君が僕のどこを見てそう判断したのかは分からないけど、そこまで悪いイメージではないことは分かった。」
『あっ、ここを右に曲がったところにマンションがあるのでそこの駐車場に止めてください。』
なんやかんや話していたら自宅付近の近くに差し掛かっていた。
ついでに一応側近と上司という関係なのでLINEも交換してもらった。
勘違いしないでくれ。
“あくまでも側近と上司という関係だから。”
『じゃあ、降谷さん送ってくれてありがとね。』
降谷「明日は遅刻するなよ。
公安警察たるもの一何時仕事が入ってもおかしくないからな。」
『へいへい。』
そして、“上司に対しての口の利き方もわきまえるように” そう一言降谷さんは付け足し、颯爽と夜の闇の中に溶けて言った。
(降谷零、か。
一筋縄ではいかなそう。
でも、興味はあるな。
とりま今日は最低六時間は寝たいなぁ……)
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まぶたの裏が少し明るい。
でも、朝ではないことは分かる。
まだ外は薄暗い
『なっなんだ…』
けたたましい着信音で私は目を覚ました。
(おい、まだ4時半じゃんか。
こんな朝早くにLINEしやがるバカはどこのどいつだ……
くそ、私の6時間睡眠がパァになった……
イライラした手つきで重い瞼を擦りながらスマホに手を伸ばした。
『は? なんやこれ?』
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景璃(プロフ) - いい意味なんですけど!あのこんなにも赤井さんとコナンがムカつく存在になったの初めてです!仕事の邪魔された上にある意味死にかけたのに…主優しすぎる…私ならブチ切れてますもんwwこれからも応援してます。 (2022年3月10日 3時) (レス) @page47 id: 0eef4a91ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆあら(プロフ) - 寝子さん» ありがとうございます!素直にすごく嬉しいです!!これからもよろしくお願いします。 (2021年6月13日 13時) (レス) id: 1ce9c1d09e (このIDを非表示/違反報告)
寝子(プロフ) - 面白いですね!これからの展開が楽しみです!更新がんばってください!! (2021年6月13日 7時) (レス) id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パセリ信者 | 作成日時:2021年6月11日 22時