報告書 ページ5
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数時間後。
降谷「遅いぞ!!
A4サイズでコピー60部とれって言ってから何分経ってる?!」
『今私は激長報告書作成してるんだっつーの!!
一気に二つのことなんてできねぇよ!!』
降谷「俺は上司だぞ!!言葉遣い直せ!!
言い訳は見苦しいから早くしろ!!」
はい、なんでこんな状況になったか少し遡ってみるとしよう。
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降谷「ここが俺の部署だ。」
『はい、それは分かったんですが…』
降谷「ん?何かあるのか?」
『いや、なんで私ここに連れてこられたんですか?』
降谷「お前話聞いてなかったのか?
だから、僕の側近として手伝ってもらうんだ。」
『えっ、まさかの今日から?』
降谷「そりゃそうだ」
『いや、急すぎr』
降谷「それじゃあ早速だがA4サイズでコピー60部やってもらおうか。
あっ、それと先日僕が担当した事件の報告書を作ってくれ。
まぁ、15ページくらいにまとめてくれたら良いから。」
『え?私の扱い雑すぎん?』
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そして今に至る。
風見「あの、Aさんここは他の皆さんもいるのでお静かにして頂かないと……」
風見と呼ばれる男が私に話しかけた。
そして私はふと周り見渡した。
(げっ……)
降谷さんに対してあの威勢……
やばいなあの女。
あれが噂の女か想像以上だなぁ
そんな声が私の耳に聞こえる。
(うぅ、周りの視線が痛い…。)
降谷「風見すまんな。
こいつが例の問題児だ。」
(おい、問題児とはなんだ。)
ツッコミたい所をグッと我慢して心の中でおさえた。
「あの、大切なこと忘れてる思いますが、
仮にも私昨日まではあなたのお客さんですよ?」
降谷「だからなんだ?」
『いや、だからもうちょっと優しく接してくれてもいいかなぁ〜って。』
私は花栗日菜の口調でキラキラした目で降谷さんに訴えた。
降谷「だったら今までのお前の態度はなんだ?
俺は仮にも昨日まではお前の行きつけのカフェの店員だったんだぞ?
これでおあいこだろ?」
『グゥの音も出ねぇ……』
もうコイツの前で猫かぶっても意味ないな、そう悟った水琴Aです。
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景璃(プロフ) - いい意味なんですけど!あのこんなにも赤井さんとコナンがムカつく存在になったの初めてです!仕事の邪魔された上にある意味死にかけたのに…主優しすぎる…私ならブチ切れてますもんwwこれからも応援してます。 (2022年3月10日 3時) (レス) @page47 id: 0eef4a91ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆあら(プロフ) - 寝子さん» ありがとうございます!素直にすごく嬉しいです!!これからもよろしくお願いします。 (2021年6月13日 13時) (レス) id: 1ce9c1d09e (このIDを非表示/違反報告)
寝子(プロフ) - 面白いですね!これからの展開が楽しみです!更新がんばってください!! (2021年6月13日 7時) (レス) id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パセリ信者 | 作成日時:2021年6月11日 22時