再開 ページ32
コナン「どうしたの日菜お姉ちゃん?!
いきなり叫んで……」
『ううん、なんでもない……
いきなり話しかけられたからビックリしちゃった。』
すぐに冷静を保ち 花栗日菜 の対応をした。
沖矢「かなり焦ってるように見えましたがなにか急用でも?」
『いや、別に大した用事ではないんです。』ニコッ
(おめーらのせいで誤送信しちまったんだよ……
あぁぁぁぁあ!! 説教確定だぁぁぁあ!!)
心の中で私は後悔の叫びを絶叫してる。
顔にはべっとりとした笑顔張りつけてるけど。
沖矢「そうですか……
歩いてる姿がいつもの日菜さんとは見えないので少し不思議に見えたのはきっと私の考えすぎですね。」
沖矢さんの目は獲物を捕えるハンターのようで少しゾッとした。
だが、ここで表情を崩したら終わり。
『そうですか?
いつもと変わりないと思いませんが?』
ふと、横を見る。
(あ、)
やってしまった。その言葉が脳裏によぎる。
“詐欺メンバーの一員を見失った”
(うわぁぁぁぁあ 何やってんだよ私ぃ!!
ターゲット見失ったぁぁぁあ!!)
本日二回目の悲痛の叫び。
心の中では後悔のオンパレードを開催されてるのにも関わらず、現実の私はただただボーっと突っ立ってるだけだ。
コナン「ねぇ、日菜お姉ちゃん?」
コナンくんが子犬のようなキラキラした目で私を呼んだ。
一旦、後悔のオンパレードから抜けよう。
『ん?どうしたの?』
コナン「もしかして日菜お姉ちゃん、さっき前を歩いていた男の人を追っていたの?」
小学生とは思えない圧のある声。
沖矢さんが纏う謎のオーラと姿が重なる。
『ううん、そんなことないよ。
っていうか目の前にそんな人いたっけ?
忘れちゃった。』
私はふわっと笑いかけた。
でも心臓はさっきの1.5倍ドキドキ鳴ってる。
(えっ、なんでわかったん?!
図星すぎてビビったんだけど。
私そんなに分かりやすい?!
この子が異常なのか私が分かりやすすぎるのか…)
沖矢「その反応、コナンくんの言う通りですね。」
『だから、私はその男の人とはなんの接点もありませんよ。』
図星すぎて無性にイライラしたからピシャリと言った。
そんな私とは対照的にコナンくんはニコッと私に言った、
コナン「大丈夫!!
あの人の袖に “盗聴器” 仕掛けといたから!!」
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景璃(プロフ) - いい意味なんですけど!あのこんなにも赤井さんとコナンがムカつく存在になったの初めてです!仕事の邪魔された上にある意味死にかけたのに…主優しすぎる…私ならブチ切れてますもんwwこれからも応援してます。 (2022年3月10日 3時) (レス) @page47 id: 0eef4a91ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆあら(プロフ) - 寝子さん» ありがとうございます!素直にすごく嬉しいです!!これからもよろしくお願いします。 (2021年6月13日 13時) (レス) id: 1ce9c1d09e (このIDを非表示/違反報告)
寝子(プロフ) - 面白いですね!これからの展開が楽しみです!更新がんばってください!! (2021年6月13日 7時) (レス) id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パセリ信者 | 作成日時:2021年6月11日 22時