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安室side ページ29

Aと少しの会話を交わしたあと僕は自分の部署へと戻った。









“私降谷さんのこと信じるから ”









そのフレーズが何回も頭をこだまする。


嬉しいような、不安のような、照れくさいような、
色々な気持ちがブレンドされてる。



強いて言うのならば今は “恥” が勝っている。









(僕としたことが、何やってんだ……

周りには何人も部下がいたんだぞ……)








人前で異性の頭を撫でてしまったことに今更
“恥と後悔” を感じていた。








(はぁ……Aと居ると調子狂うな。

いつもならあんな行動絶対しないのに……)









気持ちを切り替えるようにブラックコーヒーを口に含む。

部屋の外が騒がしいことが分かる。









(ははっ……今頃Aの周りに人が集まって大変だろうな…

僕が変なことしたせいで……後で謝らないとな。)









すると少し遠くから一際荒れた声が聞こえた。









A「黙っていればワーワー騒ぎやがってよぉ」









Aの声が廊下から聞こえる。









(ついに睡眠不足・二日酔い・栄養不足のイライラが爆発したのか……

Aらしいな……)









軽く苦笑した後一通のメッセージを送った。









降谷すごい迫力と声量だったな。驚いた。

僕が女なら怖くてしょうがないな。
さらに、岩村上司まで圧倒させるなんてさすがだな。

でも、Aらしくていいんじゃない?笑










最後に、

「Aがいつも通りで安心した」


そう一言付けたそうか迷ったけど結局やめた。








(こんなこと言ったら、ますます調子に乗りそうだからな……)









風見「あっあの、降谷さん」








『あぁ、風見。どうした、何かあったか?』






風見が話しかけてきたので冷静を装っていつも通り接した。

本当はまだAのことを考えていたがそんなの言えるわけない。






風見「いえ、ここの報告書のところはこのデータでよろしいか確認したくて……」






『あぁ、ここはこの前調査したBのデータを入れてくれ。』






風見「……」






『風見?どうしたボーっとして。』






風見「あっ、いえ……別に…」







『なんだ、昨日のアルコールが抜けてないのか?』






風見「いえ……

あの、私の気のせいかもしれませんが今日の降谷さん…なんか嬉しそうだなって……」









『え?』

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景璃(プロフ) - いい意味なんですけど!あのこんなにも赤井さんとコナンがムカつく存在になったの初めてです!仕事の邪魔された上にある意味死にかけたのに…主優しすぎる…私ならブチ切れてますもんwwこれからも応援してます。 (2022年3月10日 3時) (レス) @page47 id: 0eef4a91ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆあら(プロフ) - 寝子さん» ありがとうございます!素直にすごく嬉しいです!!これからもよろしくお願いします。 (2021年6月13日 13時) (レス) id: 1ce9c1d09e (このIDを非表示/違反報告)
寝子(プロフ) - 面白いですね!これからの展開が楽しみです!更新がんばってください!! (2021年6月13日 7時) (レス) id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パセリ信者 | 作成日時:2021年6月11日 22時

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