カクテル ページ21
席に座ったあと降谷さんと風見さんは、
私の横で次の任務があーだこーだとか、
あの中でアリバイがなかった者はウンタラカンタラ……などの内容を話してる。
……正直くっっそどーでもいい。
『あー、ビールと枝豆が恋しぃ……
今日は梅酒飲みながら新ドラマ見る予定だったのに……降谷さんの馬鹿野郎……』
降谷「おい、馬鹿野郎とはなんだ。馬鹿野郎とは。」
『うげっ、心の声が漏れてたとは……。』
風見「Aさんは正直なんですね……」
『そうそう、さすが風見さん分かってるぅ
私昔から唯一の取り柄が正直なところなんだよねぇ!!』
降谷「はぁ……
お前には小学生のレベルから敬語を勉強し直して欲しいな。」
『うるさい、敬語強要野郎。
わぁ!! あのカクテルもめっちゃ美味しそう!!』
降谷「おい、飲みすぎじゃないか?」
『いいじゃんいいじゃん。
どーせ私のポケットマネーで払うんだから!!』
そして、調子に乗った私は手当り次第気になったカクテルを飲んでいった。
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それで約一時間後この有様。
もう思ったことが次から次へと口から零れてきて歯止めが止まらない。
『降谷さんのばかぁ……
新ドラのあとは今まで見てきたドラマの
さいしゅーかいなのにぃ……
けいごけいご、うるしゃいんだよぉ……』
風見「あのAさん、ほんとに大丈夫ですか?」
『この私がだいじょーぶに見えるかぁ!!』
降谷「はぁ、こんなに酒に弱いなんてな……
もうこんな時間か。
風見そろそろ切り上げるとするか。」
風見「そうですね……
あっ、お会計は私が。
降谷さんはAさんをお願いします。」
降谷「そんな訳もいかない。
元々はAが払う予定だったしな……
Aを連れてきたのも僕の責任だからせめて払わせてくれ。」
風見「それではご馳走様です。
この分仕事できっちり返しますね!!」
降谷「その心意気 Aにも見習ってほしいもんだな……」
『降谷しゃん、もう帰っちゃうんですかぁ?
まだ飲みたりないれすぅ』
降谷「酔っぱらいが何言ってる。さっさと帰るぞ。」
そうして私たちはオシャンティーなバーを後にした。
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景璃(プロフ) - いい意味なんですけど!あのこんなにも赤井さんとコナンがムカつく存在になったの初めてです!仕事の邪魔された上にある意味死にかけたのに…主優しすぎる…私ならブチ切れてますもんwwこれからも応援してます。 (2022年3月10日 3時) (レス) @page47 id: 0eef4a91ab (このIDを非表示/違反報告)
ゆあら(プロフ) - 寝子さん» ありがとうございます!素直にすごく嬉しいです!!これからもよろしくお願いします。 (2021年6月13日 13時) (レス) id: 1ce9c1d09e (このIDを非表示/違反報告)
寝子(プロフ) - 面白いですね!これからの展開が楽しみです!更新がんばってください!! (2021年6月13日 7時) (レス) id: 031b8fe371 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パセリ信者 | 作成日時:2021年6月11日 22時