お仕置きな？だって、お前が悪いじゃねぇか。 [南雲晴矢] (ページ4)

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お仕置き３ページ4

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――ガチャ

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｢ただいまー｣

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"彼"が帰ってきた。

今日は一体何をされるのだろう。

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A｢おかえり、晴矢｣

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彼が帰って来たら必ず玄関に行かなければならない。

行かなければ、お仕置きされてしまう。

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晴｢ちゃんといい子にしてたか? まぁしてないと、お仕置きするけど｣

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A｢…いい子にしてたよ……｣

晴｢そうか。嘘は許さねぇからな?｣

A｢わかってるよ｣

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こういう一つ一つの会話がすごく怖い。

言葉に気を付けながら、慎重に話す。

一見、普通に会話しているように思えるが、実際は心臓を握り締められているような気分だ。

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晴｢…もう6時か。腹減ったな……｣

A｢何か作ろうか?｣

晴｢んー……。俺はお前が欲しいな……?｣

A｢な……//// 変なこと言わないd……｣

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――ドンッ!!!!

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A｢きゃっ……!!! いたっ……｣

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言葉を言い終える前に突き飛ばされた。

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私……いけないこと言ったのかな??

また苦しい時間がやってくる。

いつものこととは言え、恐怖心がなくなることはないし、慣れたりするものではなかった。

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私にとってはそんなレベルをはるかに越えているのだから。

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