第百二話 ページ19
「寝てるよー!」「おい静かにしろよ」「大丈夫だろう、これくらい。てか、おまえも声デケェよ」「テメェもな」「二人ともやめなよ。A先輩起きちゃうよ」
そんな声達が聞こえてきて、目を覚ました。A級三馬鹿が並んでいた。三人は、目を覚ました私を見て、
出水「あ、起きちまっただろ」
米屋「弾バカも声デカかったよな」
緑川「A先輩!元気?」
「うん、元気。先に言っておくけど、三人の考え聞こえてるから」
迅の時同様、のそのそと身体を起き上がらせながら言う。三人は特に何も言わなかった。
出水「大丈夫なのか?」
「んー。多分?」
そう言えば、自分の状況あんまり理解してないなと思う。まぁ、大丈夫だ。うん。
米屋「けどビックリしたんだぞ。ケガしたAを秀次が抱えてるから」
「あ、あれ秀次だったんだ…」
倒れる直前に見えた黒髪が誰のものか理解した。秀次が運んでくれたとは、意外でちょっと嬉しい。
米屋「そ。ここに来る時、秀次誘ったけど「行かない」って言われてさ」
「いいよ。三人とも来てくれてありがと。もう大丈夫だから心配しないで」
緑川「あ!今度東さんに焼肉連れてって貰うんだけどA先輩も行こうよ!」
出水・米屋「「それな」」
「え、勝手にいいの?」
三人が東さんに直接お願いしに行くことが決まって、彼らは帰っていった。そして、5分後くらいにまた、病室の扉が開いた。
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三毛猫(プロフ) - 柊那さん» 応援ありがとうございます!これからもっと、もっと更新していきます!!! (2017年11月9日 19時) (レス) id: 6bf8863f3b (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫(プロフ) - ジュリさん» うわああああっ!嬉しいお言葉ありがとうございます!!!お恥ずかしい話、ネタが思いつかなくて悩んでいました。ですが!頑張りたいと思います!!!! (2017年11月9日 19時) (レス) id: 6bf8863f3b (このIDを非表示/違反報告)
柊那 - 続き楽しみにしてます!更新頑張ってください(´∀`) (2017年11月8日 12時) (レス) id: 6886eff87c (このIDを非表示/違反報告)
ジュリ - 続編も最高です!これからも更新めっっっっっっっっっっっっっちゃ楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年11月6日 20時) (レス) id: 84c51744c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:三毛猫
作成日時:2017年8月8日 22時