愛され姫VSミーハー転校生【青葉城西高校】

11話 愛され姫の不安 ページ12

時が経つのは早いもので放課後になりました


本当に経つの早くない？


毎日が充実していると1週間が早いってやつかな？


取り敢えず早く部活に行かなきゃいけないから爆睡している国見君を起こす


ここで問題！！


どうやって起こすでしょう


貴「国見君おっはよ〜☆部活行くよ！！」


国「……うるさい」


正解は耳元で叫ぶでした☆


考える時間？自問自答だからないよ


国「もう放課後なのに1日中テンション高いね」


金「本当にな。途中で急降下とかねぇの？」


貴「私のテンションは24時間フル活動でっす☆」


あっ、なんか呆れられたwwww


国見君に至っては寝起きだからか耳を塞いでいらっしゃるよ


耳塞がれると地味に傷付くんだけど…


栗「ひ、姫宮さん！一緒に行ってもいい？(コテン」


傷心していると栗町さんが話しかけてきた


私に話しかけてる割に目線が国見君の方見てるんだけど


コテンって首傾げてるのは可愛いけど国見君に向けてない？


おーいwwww私コッチだよーwwww


貴「うん。行こっか☆」


国「ふぁ〜」


金「国見は1日何時間寝れば満足なんだ？」


国「24時間」


金「丸一日かよ！？」


国見君と金田一君の後に着いて行くように部室を目指す


仮入部とはいえ今日から栗町さんが居るんだ


気を抜かないようにしないとね


皆は純粋に私を心配してくれているだけで私が実は悪女っぽいことをしてるって知らない


だから、いざとなったら私が敵視されるかもしれない


油断しないようにしないと…


準備をするために体育館近くの水道に行く


何か1人になるとテンション上がらないなぁ〜


貴「そうだ！ロシアンルーレット風にスポドリ作ろu((及「疲れてる俺たちに何させる気！？」あっ、及川さん」


チッ。面白いと思ったのに…


及「姫ちゃんが栗町に色々と教えてあげて」


栗「よ、よろしく」


貴「ラジャー☆」


私が敬礼ポーズをすると及川さんが真剣な顔で私に近付いて小声で言った


及「何かあったら叫んでね。俺はお姫様を信じるから(小声」


…及川さんのくせにカッコいい///////！！


今の台詞ちょっとキュンってきたんだけど！！


イケメンにイケボであんなこと言われたら誰でもキュンとくるのかな！？


及「じゃあ2人仲良くマネージャー宜しくね☆」


及川さんは何事もなかったかのように体育館の方に行った


私の中で少し残ってた不安が和らいだ気がした

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