もし他人だったらこの一線は越えられたのだろうか２

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熱い液体が口の中に勢い良く広がってきた






ビックリしてそのまま飲んでしまった






ん〜少し苦い…






　
『気持ち良かった？』







「…」






『聞いてますか〜？』







「…」








ずっと手を顔に置いたまま動かない







無視！？ちょっとやり過ぎちゃった…かな？








前の時も結構怒ってたしな〜…









わざと胸が当たるように上に重なり顔を覗く









『え…っと………稜雅…そんなに嫌だった？
ごめん…ね？』









「…して、やるよ」









『え？





ぎゃっっっっ！！』









一気に視界が逆転し床ドン状態に。








「次は俺が気持ちよくさせてやるよ」









目の前には少し険しい顔の稜雅






前髪の間から見える漆黒な瞳






その目に吸い込まれそうで身体がゾクゾクする








だけど………







『ふっ』








「…おい、笑うな！」









『だって…稜雅にその言葉は全然似合わないんだもん…ふふふ』









この雰囲気で笑っちゃいけないのにどうしても似合わな過ぎて笑っちゃう









「あーもう、ムードがブチ壊しだよ」







髪をポリポリと掻き小さな溜息をつく







『稜雅のせいだよ』








「何でだよ！とにかく！

次は 俺の番ね」









はぁーーーそうやって少し照れながらすぐ目をそらすところが好きなんだよ







『やっとエンジンかかった？遅かったなぁ』






「うっせ、
タイミングというものがあるんですーー」








ちょっと？いやかなり時間かかったけど
やっと作戦成功って事で
その後お熱い時間を過ごせました







終わり




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