もし他人だったらこの一線は越えられたのだろうか２

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1週間後





仕事帰りの夜7時半頃





ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ








『はーい！開いてる〜』









ｶﾞﾁｬ






3「よっ」







5「どうも！」









少しだけ、オシャレしてちゃんと化粧もしてる








いつもはしないのに…









パッと部屋を見るとついこの間まで洗濯物やら美容器具やらで散らかっていたのにキレイになっていた









お、キレイにしてんじゃん









掃除が苦手なAにとって今回は結構頑張ったんだなと思うと少し笑える









『さっ！入って入って！』









5「部屋めっちゃ綺麗！」









『アハハハ〜そうかな〜？』









3「この前まではスゲー汚かったのにな」









『うっさい！』









5「え、稜雅ってよくAさんの家来るの？」









ヤベッ！









3「え！？え、いやあまり行かないけど、たまたま久しぶりに用があってこの前寄っただけでその時散らかってたというか」









『そ、そうなの！あんまり稜雅来たことないよね！今日祐基くんが来るから片付けたの』









週1くらいのペースで行ってるけどな









5「そうなんだ〜、てかやばい初めて女性の部屋に来た…緊張する」









『お姉さん居るんじゃないの？』









5「居るけど、それは家族だから、家族以外の女性の家が初めて！」









キョロキョロと部屋の中を見る









『あまり、見ないで恥ずかしい…』









5「想像してたのとは少し違う！」






どんな想像してたんだコイツは









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