もし他人だったらこの一線は越えられたのだろうか２

RED&PURPLE1ｰｰ▼ ページ20

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3「それで？」








『結局そのまま何も買わずに漫画喫茶で漫画を読むだけでした』









「………洋服…欲しかったんだよね？」









『何よ、目的はどうであれ、楽しく過ごせたからいいのよ！』









「楽しかったのならいいけど…」









部屋でおつまみをつまみながらテレビを見るA







そしてその横で携帯のゲームをしている俺









『なんか祐基くんって凄いよね、天然の所が面白いっていうか、可愛いっていうか』









「かわいくねーよ、あいつはただの馬鹿だから」









『きっとそういう所がファンの心を掴むんだね、私も少しくらい掴まれてるわ〜笑』









「やめとけやめとけ、掴まれた分だけ損するぞ」









『酷い笑 今度私んちに遊びに来るって』









は！？！？









「マジで言ってんの！？」









『うん、最初は、遠慮してたけど私からお願いしたというかもっと話ししたいし〜稜雅のことも聞きたいし〜、一緒に飲もうって！』






いやもっと遠慮しろよ！！






そして俺の事は俺に聞きなさいッッ！！








「それっていつ？俺も行くわ」









俺も居なきゃ絶対にダメだ危険すぎる









Aもアイツも変に悪酔いすると大変な事になるからな…









『あ、稜雅も来る？ん〜とね、1週間後かな？』









「じゃあ、俺、アイツと一緒に行くから」








『はーい』









「ちゃんと部屋片付けろよな」









『うっさいわね！分かってるわよ！』







あ〜もう大丈夫かなぁ…






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