もし他人だったらこの一線は越えられたのだろうか

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ｰｰ





ここ3日稜雅からは連絡もなし






テレビとか最近出てるし忙しそうだな…




テレビのリョウガを見ると悲しくなる








遠い存在になっちゃったみたいで






会いたい……





声が聞きたい……







そう思ったときにはもう遅くて
稜雅に電話をかけていた





《もしもし？どうしたの？》








『あぁ！えっとね、ウ〜ンと…』







《ごめん、今から電車乗るから後ででもいい？》






『あ、そうなのねごめんね！』







ﾂｰﾂｰ





撃沈。







何やってんだろう自分







タイミング悪すぎでしょ








とりあえずお風呂でも入ろうか





ｰｰ






久々の長風呂





光熱費かさむからいつもはしないんだけど今日は特別に








まぁこれと言って別に今日は何もないけど








ガチャ…



ん？




お風呂から出てタオルで体を拭いているとき
玄関の開く音がした




え、なんで開いた？





あれ…鍵って……しめたっけ？






いや…………



しめてない………







鍵しめるの忘れてた！！！







最近ここの近くで不審者出たとか言ってた…






まって、え、どうしようッッ！





一気に恐怖が襲ってきた




ｰｰ

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